ボークス ドールポイント秋葉原さんにて。
ウテナとアンシー,おそらく以前から展示されていたのだと思うが,先日初めて気がついた。
『少女革命ウテナ』を視聴して彼女らを認識したので。
認識できないものは脳内を素通りする。
そうしなければ脳は情報過多でオーバーフローしてしまうのだと思うが,そのスルー力凄いなと思った。
この子たちの発売は1年以上前だし,私は少なくとも月に1度はこの前を通っていたはずだもの。
少女革命ウテナ × Dollfie Dream | 株式会社ボークス
ウテナと言えば,良質でリーズナブルな化粧品老舗ブランドのウテナを思い浮かべる。
若い頃は地元百貨店で購入し,よく使ったものだった。
改めて意味を調べてみると,ウテナは「萼」の訓読み。
「萼」はガク。訓読みが何かなんて考えたこともなかった…。
化粧品のウテナは 「花の美しさを支えるようにすべての人の美しさを支えたい」とい う意味とのこと。
なるほど,このコンセプトは『少女革命ウテナ』のウテナにも通じるものがある。
ってことは,天上ウテナは,花=薔薇の花嫁=姫宮アンシーを支える萼だったんだ。
1997年に放映された『少女革命ウテナ』を今さら見てみたのは,
その後多くの作品に影響を与えた一般教養的(1度は見ておくべき)アニメと思われたから。
確かに見はじめたとたんに『水星の魔女』が大きな影響を受けていることがわかったし,
視聴が進むにつれ,多くの作品が頭の中をよぎった。
まどか☆マギカ,ピングドラム,化物語,ユリ熊嵐,etc.etc…。
最初から最後まで何もかもがメタファーでできているようなアニメで,哲学的でとても難しかった。
最後も「えっ!?」という感じで終わってしまった。
心底ゾッとしつつも一縷の希望を見出し奥行きが広がってゆくような。
この作品『ちゃお』連載なんだよね? 少女漫画おそるべし!
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