2021年11月30日火曜日

ジェニーの愛くるしさは無敵だと思う

初代ジェニー<NO.09184>
Jenny Doll (Liccachan Castle)


ジェニーが消えた理由について書いたサイトを見つけて読んだので,
ジェニーの写真を載せたくなった。
ちなみに私が読んだ翌日,その記事は消されていた(↓)。

なんでジェニーちゃんはおもちゃコーナーから消えたんですか - sky**... - Yahoo!知恵袋


私は子どもの頃にジェニーと遊んだ世代ではない。
(まだ発売されていなかったし)
なので,お人形で遊ぶようになって,
子どもの頃にジェニーが存在した方々の話がとても羨ましかった。

店頭からジェニーが姿を消したと書かれている2008年。
これは私がお人形の世界に入り込んだ年。
ジェニーは通販で古い在庫を探し出すものだった。
2010年のラブジェニーの発売は嬉しかった。

アゾンドールにもリカちゃんにもジェニーにも
各々他にはない魅力がある。
こちらがあるから,こちらはいらないではないのだ。
ジェニーの魅力は決して他の系列のお人形に劣らない。
でもそれはドールファンの理屈ってのもわかる。

ジェニー可愛いよ。ジェニー可愛いよ。


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2021年11月29日月曜日

蜘蛛1匹に思ったこと

2010えっくす☆きゅーと:5th anniv./リアン 髪色:ブロンド
2010 Excute 5th anniv. Lien, blond


リアンは結局この最初の子ばかりを撮ってしまう。
赤いほっぺが可愛いのだ。


で,いつも通りリアンとは全く無関係な話。


大掃除をしていたら,床置きのウーハーの中に蜘蛛の巣があった。
ご丁寧に抜け殻まで落ちていて,蜘蛛が苦手な私は凍り付く。

最も苦手とするアシダカグモは東京では滅多に見ないし,
そもそも巣を作らない徘徊性。
巣を張っている時点で抜け殻の主がアシダカグモでないことは確定だ。
同じく巣がある時点でハエトリグモでもないだろう。

疑問に思いつつ巣を駆除していると,本人のお出まし。
イエユウレイグモだった。

足がやたらと長くほっそりしているので「ユウレイ」なのだろう。
臆病な蜘蛛なので,お家を壊されおどおどしている。
同居したくはないので,申し訳ないけどベランダへお引き取り願った。

しかし,知らず好まずとはいえ,
今の今まで同居していた生物の家を壊し追い出したのは後味が悪い。
寒くなってきたところだし大丈夫? 死んじゃったりしない?

毎日,多くの生物の犠牲の上に健康を保ち生きているくせに,
目の前の蜘蛛を1匹追い出しただけで罪悪感を感じるなんて,
我ながら何というご都合主義な偽善なのだろう。

自分の手で殺傷をすることなく食物を手に入れ
薬を手に入れ,ワクチンを接種している。
感謝を忘れてはいけないなと思ったのだった。

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2021年11月26日金曜日

適正な対価は払いたい

Lil Fairy Vel (Cat Version) by Azone International
1/12Lil'Fairy(リルフェアリー)~猫の手も借りたい?~ / ヴェル

エチゴビールの「潤いホップの惚れ惚れエール」
エチゴビールって可愛い缶が多くて楽しいので買ってしまう。



このところ値上げのニュースが多いけれど,
値上げをニュースにすること自体,何だかなぁと思う。
値段なんて上がったり下がったりするのは当然ではないか。
一々報道して「困りますねぇ」的なインタビュー流すのって,
消費者の不安感を煽っているだけだと思う。

お店の人の渋々ながらの値上げを語るインタビューも変だなと思う。
原材料を価格に上乗せするのは当然のことだし,
もっと言うなら,高く売れる方が良いではないか。
自分の仕事を安売りしなくていいと思うよ。
お互いきっちり対価を払っていれば回り回って自分の収入にも好影響になるはず…。

そもそも少々の値上げで煽られるほど給料が安すぎるのも,
デフレ体質が染みついて,
みんなが正統な対価を支払うのを渋って安価が正義になっているからでは。
いや,経済にはとんと疎くてよく知らないけどさ!


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2021年11月25日木曜日

ある秋の日の田端駅

キサラ <NO.01495>
Jenny Friend Doll / Kisara (Liccachan Castle)

JR山手線田端駅にて。



田端駅の横に懸かる歩道橋,
田端ふれあい橋の上で,彫像が輝いていた。

田端駅がある北区生まれの彫刻家,
川崎普照さんの作品だそうで,台座に「華」と書いてあった。


所要で初めて行った田端駅。

山手線の駅の中では地味で小さな駅だと思うが,
駅ビルにアトレヴィが入っていて便利そうだった。
「田端ふれあい橋」は広々としていて,
ベンチがあったり花壇があったりオブジェがあったり。

ちょっと楽しい雰囲気の駅だった。

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2021年11月24日水曜日

最後のノート?

1/12 Lil` Fairy -Fairies Holiday- / Vel
1/12Lil'Fairy(リルフェアリー)~妖精たちの休日~/ヴェル

2015年5月に買って,5年半使ったDellのノートパソコン。
今年の元日,色々あって使えなくなった。

それから10ヶ月以上が過ぎ,今年も終わりに近づいた。
この子がいなくても大丈夫であることも確認できたし,
先日リサイクルに申し込んで,送り出した。

長い間ありがとう!
たぶんこの子が私の最後のノートパソコンになるだろう。
たぶん…(ちょっと自信ない)。


かつて使ってきたノートパソコン。

・NEC PC-9801 NS/T (1992/01)
・NEC PC-9801 NS/A (1994/01)
・IBM ThinkPad 535 (1996/05)
・IBM ThinkPad 235 (1998/07/25)
・TOSHIBA Libretto L1/060TNMMモデル (2001/05)
・IBM ThinkPad X40 (2004/10/26)
・ドスパラ Prime Note Critea DXG Win7モデル (2010)
・DELL XPS 13 9343 (2014/12)


昔,15年とか20年前は,パソコンの買い換えは大変だった。
DOS時代はOSのインストールからだった。
Windowsになってからも,
ブックマークからメールまで,ありとあらゆるデータを取り出し,
次のパソコンで同じ環境を作るには何日か必要だった。

でも今回は実に簡単。何の苦労もなかった。
バックアップは普段から自宅のデスクトップPCにとってあったし,
データはほぼクラウド。どのPCでも関係ない。

あぁこのパソコンもうダメだわと思った1時間後には,
自宅にあったデスクトップPCで同じ環境を構築していた。
驚異的に便利になったものだ。


今年は Google Photoから卒業し,ノートPCから卒業し,
マウスとマウスバンジーを買って,随分な環境変化の年だった。
写真整理を兼ねて NASも導入した(めちゃ便利である)。

光るピカピカ環境

現在使っているデスクトップPCは古くてWindowsのバージョンアップできないし,
来年はデスクトップPC環境を考えようと思う。
いっそマックにしちゃうのもいいかな。どうしようかな。

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2021年11月23日火曜日

違っていても気づかない

Lil Fairy Vel (Cat Version) by Azone International
1/12Lil'Fairy(リルフェアリー)~猫の手も借りたい?~ / ヴェル

懐かしい駄菓子を色々。


ラムネってどうしてラムネと言うのだろうと思って調べたけれど,
案の定というか,飲み物のラムネにあやかったものと思われるが,詳細不明とのこと。

ラムネ (錠菓) - Wikipedia

飲み物ラムネの語源がレモネード(lemonade)なのは,
割と有名な話だろうか?


クッピーラムネ,この昭和風なキャラクターがいいよね。
…と思ったけれど,
サイトを見てみたら,デザインはけっこう変わっていた。

クッピーラムネのカクダイ製菓|クッピーラムネのひみつ

こういう変化,意外と気がつかないものだ。
誕生から知っていて,ずっと見ていた筈のキティちゃんだって,
言われるまでデザインが変わっていることに気づいていなかった。

すっごく愛しているキャラクターだったら気がつくのだろうけれど,
何気なく見ていたら気がつかないのだ。

初代ジェニー・18ジェニー・newジェニー・ラブジェニーの違いなら
言われるまでもなく一目瞭然だからね!
でも興味がない人から見れば全員「リカちゃん」だよね。

違っていても同じ物だと処理する頭脳の適応力。
気づかなくて困ることより,
余計なことに気づいて余計な処理をする無駄の方が人生には損失ってことかな。

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2021年11月22日月曜日

懐かしの雀の卵

Lil Fairy Vel (Cat Version) by Azone International
1/12Lil'Fairy(リルフェアリー)~猫の手も借りたい?~ / ヴェル


熊本空港で見つけて,懐かしさのあまり買ってきた「すずめのたまご」。


子どもの頃,おやつなど滅多に買ってもらえなかったが,
たまに買ってもらったお菓子の一つ,すずめのたまご。

ピーナツに甘辛い衣をつけて小さな卵形に焼き上げた素朴な味だ。
この「すずめのたまご」は熊本市の岩田コーポレーション製で,
サイトには昭和34年2月に誕生したと書かれている。

ずっと熊本のお菓子だと思っていたが,そうでなはいようで,
Wikipediaによると,主に九州・近畿で食されるお菓子らしい。


珈琲にも緑茶にも合うし,ビールのつまみにも良い!

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2021年11月19日金曜日

未来な世界は身近なところから

2010えっくす☆きゅーと:5th anniv./あいか 髪色:ブラウン
2010 Excute 5th anniv./ Aika hair color:brown


私がTwitterを始めた頃って,
その気になれば全世界のタイムラインが追えるくらい人がいなかった。
日本人なんて見かけることもなくて,
ここで英語をつぶやいて英語の練習場にしようと思って登録したのだった。

しばらくしたら日本人を見かけるようになって,
フォローしてくれる人もちらほら出てきて,
恥ずかしくて壊れた英語の呟きなんてできなくなった。
ここで初心は葬り去られ,今に至る。

情報収集なんていけてることに使うのも疲れるし,
皆様のドール写真を見て癒されるというのが現在の私のTwitterだ。


ほんと思うけれど,みんな写真が上手。
お人形の可愛い角度をよく心得ているし,
小物使いもコーデもよくまぁ次々と思い付くものだ。
素晴らしいお人形の写真を撮る人々が世の中にこんなに大勢いるなんて,
このブログを始めた頃は知らなかった。

フィルム時代に比べると写真という趣味が身近になったし,
ネット環境で見知らぬ人の活動を知るという,
昭和世代からすれば夢のようなことが実現できている。

小学生の頃思っていた21世紀とは違うけれど,
やっぱりすごく未来になったなと思う。

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2021年11月18日木曜日

リアル服難民

キャンディショップのすてきなてんいんさん(2000年発売)
Licca's Friend Doll / Izumi-chan, candy shop assistant (TAKARA)



着せ替え人形の愛好者の間では,
よく「服難民」とか「靴難民」なんて言葉を聞く。
確かにサイズが異なるお人形は着た切り雀になりやすい。

お人形の服なら嬉々として調達の努力をするわけだが,
実のところ一番の服難民は私自身だったりする。


自分の服を買うのは面倒くさい=自分の服に興味が無い。
というのが第一だが,合う服を見つけるのが大変すぎる。

まずサイズがない。
身長は普通だけど凄く痩せているので,下着から上着までサイズがない。
続いて好みのデザインの服がない。
女性服って死ぬほどあるのに何でみんな似たようなの?
いや,売っている場所を私が知らないだけなのだろう,きっと!

加えて秋冬になると,
店頭に並ぶ服が悉く暖かい素材の服ばかりになるのも困る。
冬であっても私は暑がりなのだ。
ヒートテックとかタートルネックとかとんでもない。
暑くて気が狂うだろう。

色々考えていると自分の服にはすっかりうんざり。
それよりお人形の着せ替えをして遊ぼうということになる。


タートルネックで思い出したけれど,
子どもの頃はこんな言い方はしなかった。
「徳利のセーター」と言っていた。
今でも言うかもだけれど,主にタートルネックって言い方になったね。

で,さらに思い出したけれど,「turtle neck」はアメリカ英語。
英国では「polo neck」なのだってね?
でもポロシャツの襟はポロネックと言わないようだ。
ポロは,乗馬競技の一種ポロ競技の選手の服が由来らしい。
ポロネックとポロシャツ,ぜんぜん違うし釈然としないのだが。


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2021年11月17日水曜日

誘ってくれる人は貴重だね

プチブライス ファーストプロム PBL-42
Petite Blythe "First Prom"

4ヶ月ぶりくらいの秋葉原。


高校時代の後輩から,東京にいるよと連絡があって会うことにした。
私は秋葉原しか分からないので,誰が来ても秋葉原に連れて行く。

それにしても,未だ私に声をかけてくれる人がいたとはびっくりだった。

別に人嫌いではないのだが,とにかく私は出不精。
私にとって出かけるという行為は,本当にとてもエネルギーがいる。
だから誘われても常に断る気満々。
とにかく何とかして断ろうと考えてしまう。

そうして,悪いと思いつつも数々のお誘いを断ってしまった。
結果,現在の私は人との交流のない静かな日常を心穏やかに送っている。

なのに,そんな私に連絡くれるとは…!??
すごく驚いたので,流石の私にも断る選択肢が浮かばなかった。
もちろん会えば楽しいし。

お陰でこの日は私にしては大変珍しい時間を過ごしたのだった。

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2021年11月16日火曜日

秋の日のお雛様 (3)

雛人形
Hina dolls

私の帰省は常に実家の片付けを兼ねている。
両親は年を取って,もう天袋の物を出し入れすることができない。
お雛様たちも,そこで埃にまみれて長い間放置されていた。

天袋はすっかり片付け,
お雛様は箱を含めて綺麗に掃除し,生活圏に収納しなおし。

帰省の最終日,庭のウッドデッキに新聞紙を敷いて,
そこで柔らかい筆を使ってお雛様達を掃除し,
新しい布に包んで箱に収めた。


今回は屏風以外の小道具は出さなかったが,
今度はきっと出してあげよう。


みんな,立派な箱に入っている。


また会おうね,と思いながら一人一人大切に包む。


全員が綺麗に入る箱に収められていた。
おそらく母が色々工夫して,丁度良い箱を捜してお雛様用にしたのだろう。
箱の蓋の縁にピンクのテープが巻いてあって,雛祭りらしい雰囲気だった。
母はこんなところにも拘って気を配っていてくれたのかと,改めて思った。

みんな,おやすみ。またね。



お雛様は,いつも遊んでいるお人形と一緒に飾るもの。

子どもの頃,母はそう言って,
私達が遊んでいたお人形やぬいぐるみを,一緒に飾った。

なので,今回はくまモンリカちゃんと高木さんに並んでもらったのだった。



下は初節句の時のお雛様。
桃と橘はもう残っていない。

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2021年11月15日月曜日

秋の日のお雛様 (2)

雛人形
Hina dolls

40年振りに再会したお雛様。
全員のお顔を撮っておいた。

こういうとき,カメラよりスマホの方が綺麗に撮れるのが納得いかないのだが,
スマホの画像処理技術は素晴らしいということで,全部スマホ撮影。

子どもの頃,五人囃子の顔をじっくり見たことはなかったと思う。
今回初めて五人の顔をよく眺め,優しい顔に感動した。

残念ながら小道具が半分くらいしか見つからなかった。
どこへ行ってしまったのだろう。残念だ。



三人官女。
子どもの頃,母が「三人官女は安物なのよ」と言っていたことをよく覚えている。
幼い私には安物かどうか見分ける目はなかった。

でも,今の私には顔を見ただけでそれがわかった…。
髪はぼさぼさ。一人は胴体から首がとれていたし,着物から沢山の粉が散っていた。
彼女たち,なかなか苦労して働いていてくれたのだろう。

三人官女が持つ長柄銚子や加えの銚子や子どもの頃の憧れだった。



祖父母が初孫だった私のために送ってくれたお内裏様とお雛様。
この二人の顔は何十年見ていなくても思い出せるほど覚えていた。

今回改めて上品な顔立ちに感動したのだった。


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