2026年5月21日木曜日

2014年の英国旅行 (9) バラ・マーケット

2014年4月4日。英国滞在最終日。
朝チェックアウトを済ませ,フロントに荷物を預けた。
まずテムズ川南岸のバラ・マーケットを目指す。
かつての2回のロンドン訪問で,テムズ南岸のサザーク地区は未踏だった。

バラ・マーケットは,この年2014年に開設1000年を迎えた古い市場。
「バラ」は薔薇ではなく「Borough」。都市とか自治区という意味だ。
サザークが「The Borough(唯一の自治区)」だったことに由来するらしい。
場所は,地下鉄ロンドン・ブリッジ駅から歩いてすぐ。
ちなみにロンドン橋は,マザーグースの世界からほど遠いモダンな橋である。


この日は空港へ行くまで「うちの子」の写真が1枚もない。
余裕がなかったせいか,ロンドンがお人形を撮る人に優しくないから遠慮したのか覚えていない。
2011年にアビー・ロードでリアンを撮っていた時だが,
「この人アタマがおかしいの?」って感じの不審者を見る目つきで,
眉をひそめて,振り返ってまでじろじろと見とがめられたことがあった。
邪魔にならない場所で周囲に気を配りながら,遠慮がちに撮っていたのに…。
今時は日本のカワイイを愛でる文化が世界に浸透し,変わっていることを願う。


特にマーケットで買いたいものがあったわけではないが,
沢山の素敵な食品を眺めて楽しかった。


私はワインが好きなので,チーズを見ると「欲しい!白ワイン飲みたい!」と思う。
こういう屋台で売っているチーズ屋さんのチーズ,美味しいだろうなぁ。

見るからに美味しそうなジャガイモ。


おおぉ!スコッチエッグ! 屋台で売っているものなんだ!
でも「Wild Boar」ってイノシシ肉!? 「Wild Game」って何!?
調べてみると「Wild Boar」はやはりイノシシ肉。
豚肉よりも風味が強くコクがあるため人気だそう。
「Wild Game」は野鴨や鹿,野ウサギなどのシビエのこと。
「Sillfield Farm」は,伝統的肉製品で有名なカンブリア地方の農場だそうだ。
カンブリア地方って言われると「!!!」って思うけれど,
カンブリア紀の地層がすぐさま見られるわけではないよね。


サングリア。飲みたかったー。
(小食なのであまり飲み食いできない。)


お惣菜。


ニシツノメドリのお皿とカップが欲しかった!
リチャード・ブランブル氏デザインの食器らしい。


招き猫がいたし,たこ焼き器みたいに見えたので,
日本のたこ焼きを提供しているのかと思ったらココナツ・パンケーキだった。
でもそれ美味しそう。


特に買い物はせず,心ゆくまで見物しマーケットを出た。
ミレニアム・ブリッジを渡ってみたかったので,テムズ川沿いに西へ向かう。
ミレニアム・ブリッジが架かるテート・モダンの前は広々とした公園になっていた。
パフォーマンスをしている人もいる!

The Founder's Arms という大きなパブがあったので,昼食を済ませることにする。


ミレニアム・ブリッジとセント・ポール大聖堂が見えるテラス席が人気のようだった。
でも私は室内。いつも通りフィッシュ&チップスを頼む。
ロンドンで食べて間違いなく美味しいものはこれなのだ。
最初のロンドン旅行で味わった絶望的なサンドイッチやジュースが忘れられない。
改善されているかもしれないが勇気が無いのでフィッシュ&チップス。
(私は日本では食べ物なら何でも美味しいうるさくない質なのに絶望したのだ!)


食事の後,ミレニアム・ブリッジを渡って,テムズ川北岸のセント・ポール方面へ向かった。

南岸正面にはテート・モダン。

テムズ川の東を眺めたところ。
手前にサザーク橋,遠方にタワーブリッジが見えている。
そして,その間に,コンクリート造りのシンプルなロンドン橋も写っている。


セント・ポールには何度か来ているので懐かしい。
でも異なる季節には異なる風情がある。

セント・ポール大聖堂の横のパタノスター・スクエアとテンプル・バー。
テンプル・バーは,ウエストミンスターとシティの境界にある門で,1672年建設。
ロンドン大火災で破損した先代の木製門に代わり,チャールズ2世の命により建設されたのだった。
現存する唯一の門で,セント・ポール大聖堂と共にサー・クリストファー・レンの設計による。

テンプル・バーが大好きなので,最後に見られて良かった。
このあとセント・ポール駅から地下鉄に乗り,キングス・クロスへ。
ホテルで預けてあった荷物を受け取り,ドアマンのお兄さんと記念撮影し,
ヒースローへ向かった。

さよならロンドン。
12年も前のことなのに,こうして足取りをたどるともう一度旅をした気分だった。


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2026年5月20日水曜日

2014年の英国旅行 (8) カムデン・ロック

2014年4月3日午後。
リージェンツ・パークを出てカムデン・タウンへ向かった。
リージェンツ・パークの北には公園の縁を通り抜けてカムデンへ向かう
リージェンツ・運河が流れている。


この運河沿いの道を歩いて行くと,カムデン・ロックに出る。

「CAMDEN LOCK」の看板をくぐると,いきなり賑やかなマーケットが広がる。

人がいっぱい。屋台がいっぱい。

どのお店も可愛らしい。



屋台のご飯は美味しそう。
お昼にフィッシュ&チップスを食べただけだったので,
外で調理していて美味しそうに見えたパエリアを食べてみた。


そして少し歩く。あぁここだ!この橋は前にも見た!

1878年に建設された鉄道橋(カムデン・ロック・ブリッジ)。
マーケットの玄関口のような象徴的な存在になっている。

カムデン・ロックの「ロック」は,
音楽のロックではなく運河の水位を調節する閘門(lock gate)のこと。


この旅行にあずにゃんを連れてきたのは,ここに連れて来るためだった。
映画『けいおん!』(2011年公開)で,
あずにゃんの靴を買うために訪れたのがここだったから。

この映画が公開された日,偶然にも私はロンドンへ行く飛行機の中だった。
映画のロケ地にロンドンが入っていることはポスターで把握していたが,
当然ながら見ていないので,カムデンに行ったことを知ったのは帰国後。
もしまたロンドンへ行くことがあったら,あずにゃんを連れて行こうと思っていたのだった。

ここであずにゃんを撮影できて満足!


ミッションを果たしたので,後はひたすらカムデン観光。
驚くほど色々な物があったが,驚くほど何も欲しくなかった。
でも見て回る分にはとても楽しく,見るのも大変な数の写真を撮ってしまった。
切りが無いので少しだけ載せておく。


ロック? パンク? ゴス?
私には区別がわからない。


おおお! ルリコンゴウインコを連れたおじさん!


これは素敵。でも私が持っていても使い道が無い。


レコード盤を使った時計。素敵だけど,我が家にはかける壁がない。


可愛い物と植物には目がないので,このペンギンちゃんは欲しかった。
でも植物を持って帰るわけにいかないものね。


日本ではあまり見かけないホシムクドリ!
(でもロンドンではよく見かける。)
逞しく観光客の食べ残しを食べ歩いていた。



カムデンを歩き回って夕刻にはホテルに帰り,
ロンドン最後の夜は,ホテルの部屋で寛いで過ごしたのだった。


1/6ピュアニーモキャラクターシリーズNo.067-T 映画「けいおん!」 中野梓
1/6 Pureneemo character series No.067-T K-on: the Movie Azusa Nakano

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