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2025年12月22日月曜日

ぐるり熱海半日観光 (2)

來宮神社の参拝と観光をすると,あとは海を見るくらいしかすることがない。
普通は温泉に入るのかもしれないが,温泉って面倒じゃない?
髪とか化粧のことを考えると,日帰りの出先でお風呂に入るとか寧ろイヤ。
私の興味は温泉に入ることより,圧倒的に温泉街を撮ることの方だ。
町の風景を楽しみながら海岸を目指した。

良い感じの坂道や,良い感じの配管や,良い感じの古い建物等々が目白押しだ。
何「近代店舗企画」って? 廃ビルかと思ったら普通に現役ビルだった。


歩いていると道端の所々から湯気が上がっている。
それを見て,私の頭の中では
圧縮されたフィリピン海プレートの割れ目を上る水の様子が映像化される。


海だ。
この像は安政の時代に起こった漁民一揆で,
漁民側について闘った網元の息子,釜鳴屋平七という人物のようだ。

このあたりはオブジェがあったり花壇があったり整備されている。
ムーンテラスと言うらしい。

ムーンテラスに隣接して広がる砂浜が熱海サンビーチ。
昨今は海水浴は下火と聞くけれど,ここは夏になるとパラソルの花が咲くのかしら?


砂浜では大人も子供も寛いでいて,
たまにパフォーマンスをやっている人や芸術品を公開している人がいたり,
砂で作った城や人魚があったり。
ただ散歩していても普通に楽しい。


サンビーチの端っこの方には有名な熱海の観光スポットがあるので当然寄ってみた。
「お宮の松」と「貫一お宮の像」だ。
『金色夜叉』を読んだことがないので特に感動もないし,普通に松。


そしてこちらが「貫一お宮の像」。
お宮さん,どうして足蹴にされているの?

尾崎紅葉さん,何一つ読んだことがない気がする。
これが『金色夜叉』の碑。
マンホールもあった。
相当に熱海の目玉らしい。

教養の無い自分にがっかりしたので青空文庫から『金色夜叉』をダウンロードした。
読んでも良さは分からない気がするけれど,この機会に読んでみようと思う。
全く知らないより少しでも知っている方が良い。

このあとさっさと駅へ向かい,
珈琲休憩をした後JRと小田急を乗り継いで夕食時には帰宅した。
新幹線とか使わなくても十分日帰りで楽しめたのだった。


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2025年12月21日日曜日

ぐるり熱海半日観光 (1)

寿し忠さんでお昼ご飯を済ませ,街の風景を楽しみながら來宮神社へ向かう。
寿し忠さんからほど近い,川沿いの雰囲気の良い歩道に出た。

糸川遊歩道と言うらしい。川沿いの木は熱海桜。
桜の季節はさぞかし賑わっていることだろう。

遊歩道の脇の所々に謎のオブジェがある。


川縁から川面に垂れ下がった木が花をつけ,
桜の木の葉は赤く色づいていて,なかなかエモい風景である。


周辺の路面店では海産物が干されていたりして海辺の町っぽい。

道すがら,大湯間歇泉跡の吹き上がる湯気を眺め,
温泉地らしい名前の神社の横を通り過ぎる。

來宮神社を目指して坂道を上る。
良い風景だ。


1300年以上の歴史があるらしい來宮神社は,熱海に行くなら行くしかない神社だ。
さぞかし荘厳な雰囲気の神社かと思いきや,現代的エモさが激しく演出された神社だった!
SNS映えが意識され,あちこちにスマホを置いて写真を撮る場所がある。
何なのこのハート??
全体的に建物は新しく美しく,ほぼ神社のテーマパークという感じだ。


参拝者は若い人が多く,どこかのインフルエンサーに紹介されたばかりなの?と思ったが,
これらは神社側が意図的に行った「改革(ブランディング)」なのだそうだ。
社務所は観光地の土産物売り場だし,変わった御守りが色々ある。

この神社はかつて参拝客が減り経営難に陥って,
「神社に来ない若者や観光客に来てもらう」ことを目的に,
伝統的な神社の常識を覆すリニューアルを行い経営再建を図ったのだそうだ。
私のように静かで荘厳な神社を想像して訪れる参拝客は戸惑うものの,
若者や観光客で賑わう神社になることには大成功を納めて今に到るらしい。

結局今求められているのはSNS映えとかなのねー。
生き残るには時代の要求に逆らわないことは重要ってことかな。


この大銀杏はパワースポットとして有名らしい。
確かにマジ立派な木だったし,日本人ならこの木に神性を感じるのは当然な気がする。


驚きなのは,境内にカフェがあって來宮神社特製のメニューがあること。
カフェつき神社?!


疲れていたし,休憩所で甘味やお茶をいただけるのは確かに嬉しい。
「麦こがしソフト」とても美味しかった。

そして,容器に神社の名前が入っていることにビックリ!
記念に容器を持って帰りたかったけれど,
洗う場所はないし入れる袋もなかったので諦めた。

何はともあれ衝撃の神社だったけれど,機会があったらまた行ってもいいな。


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2024年1月31日水曜日

寒の内の肥後細川庭園にて

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方向音痴を克服すべく(たぶんできない)今年は一人で散策を心がけようと思っている。
お出かけしていつもと異なる風景を見るのは認知症対策にもなるだろう。
昨年役所から「認知症あんしん生活ガイド」とか届いてめちゃ落ち込んだものだが,
高齢者と言われる年齢に片足つっこんでいる事実から目を背けても仕方がない。
そうならない生活を心がけるべきだろう…。

ということで,早稲田にある肥後細川庭園に行ってみた。
以前行ったのでたどり着けるつもりだったが,バス停からたった5分の道のりで迷ってしまった。
マジだめね。精進しよう。

素敵な庭園だが,庭園部分は無料で入れる。
名前の通り肥後細川藩,熊本縁の庭園だ。

入り口に可愛らしいわらぼっちと葉牡丹の飾りがあった。
こんなに小さな葉牡丹は2年目の子かな?
お人形サイズの葉牡丹は割と希少だ(害虫にやられやすく2年目は大方ボロボロになる)。
葉牡丹の可愛らしさに感動して,早速連れてきたライリを横に置いて撮影した。

あー髪の毛がぼさぼさ。
目の解像度が良くないので撮っている時には見えないんだよね(涙)。
一応綺麗にして撮ろうとしているのだが,
お人形が倒れたりして四苦八苦するうちにいつの間にかこうなってしまう。

厳寒期で風景が地味であるせいか,園内は人も少なく大変静か。
カルガモたちが番いで泳いでいるのを眺めながら池の周囲を歩く。


肥後細川庭園は,武蔵野台地の東端にあたる目白台(関口台地)の際に位置し,
その自然の起伏を景観に活かした立体的な池泉回遊式庭園となっている。
池の横の階段は台地の上に繋がり,そこには永青(えいせい)文庫がある。
永青文庫では細川家の美術収集品が一般公開されている。


永青文庫の建物は旧細川侯爵家の家政所(事務所)で,昭和初期に建てられたもの。
美術館としては小さいが,美しく趣深い建物だ。



永青文庫,現在は早春展「中国陶磁の色彩 ―2000 年のいろどり―」をやっていた。
焼き物のことは無知で分からないが,唐三彩の「三彩獅子」というのがとても素敵だった。
写真撮影禁止だったので撮って来られず残念。

好きだなと思うものがあるということは,
知らない分野の分からないものでも見て感じることがあるってこと。
きっと某かの意味を心が感じ取っているのだろう。


肥後細川庭園にはライリを連れて行かなければと思ったのは,以前も彼女を連れてきたから。
熊本地震から2年ほど経った2018年のことで,復興を願った様々な催しがあったのだった。

ライトアップの肥後細川庭園でライリ (1) ライトアップの肥後細川庭園でライリ (2)



備忘録:
スラドが本日終了。とても残念。
アレゲ祭よ永遠に。

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2023年3月25日土曜日

光の春に音の春そして

Raili(ライリ)/moi lumi(モイ ルミ)
Excute Raili / moi lumi


3月上旬のライリさん。



春という季節は瞬く間に移り変わる。
3月上旬ってもう遠い昔のような。
早春は見る見る終わって,桜も満開。
今はもうすっかり春だ。

考えてみれば,春分や秋分の前後は太陽の位置も日々大きく変わる。
日の出の位置も南中時の太陽高度も日変化が大きい。
要するに太陽から届く熱量の変化が大きいということだ。
太陽に支配された地上世界の変化が大きいのは道理だろう。

日々育っていく新芽などを見ながらそんなことを考えている。
彼岸も過ぎて今や気温の春だ。

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