『僕は友達が少ない』特製フィギュアストラップ 三日月夜空
（『月間コミックアライブ』2011年12月号特別付録）
"Boku wa Tomodachi ga Sukunai"(Haganai) Yozora Mikazuki Figure Strap,
Monthly Comic Alive 2011-12
夜空さん。
長らく飾っていたのでかなり色があせている。
入手当時の記事は下記。
『僕は友達が少ない』フィギュアストラップ
「友達が少ない」と言いつつみんな友達じゃん。リア充じゃん。
と思いながら見た『僕は友達が少ない』だった。
面白かったけどね。
「友達」って何だろう。と，幾つになっても考える。
先日読んだコミックの主人公は，
友達とは病気の時にお見舞いに行くものらしい。
でもどれくらい友達だったらお見舞いに行くものなのか分からない。
そう悩んでいた。うん，分からないね。
高校生の頃は病欠してお見舞いしたことも，してもらったことも一度もなかった。
大学で下宿していた時は，高熱で寝ていたら友人が食物を持ってきてくれて助かった。
その後何十年，彼女は私がどこへ引っ越しても会いに来てくれたから友達なのだろう。
そしてそんな人は彼女しかいない…。
年に一度決まり文句の年賀状のやりとりだけする人，
彼らは擦れ違っても顔も見分けられない自信があるが，友達だろうか。
日々SNSで見かけ互いの存在を認知し合ってる人は友達だろうか。
年に一度の年賀状の人より，
名前も顔も知らずともSNSで会う人たちの方が
心の支えになっている気がするのだが。
実のところ友達かどうかなんて，私にとってはどうでも良いこと。
友達ならどうこう言う固定概念はめんどくさい。
私は基本的に一人でいるのが好きで，
一人でいる時間が犯されるほどの人間関係は欲していない。
でも友達ならあーだこーだと言う話が満ちあふれているってことは
人間は基本的に群れる動物で，他人がいないと生きていけない人間社会において，
濃厚な人間関係を持つことには意義があり，ステータスということなのかと思う。
そして若い頃は，ステータスを持っていないというレッテルに傷付きやすかったと。
