ある朝突然ロボットたちを撮りたくなったので,
朝空を撮ったついでに何となく撮った。
この人たちはいつもこのあたりにいる。
窓際の監視カメラとか観測用ラズパイが置いてある棚。
紫外線がガンガン当たって申し訳なく思っている。
9月になると毎年頭の中を流れる曲がある。
中島みゆきさんの《船を出すのなら九月》。
そして何となく,新しい世界に漕ぎ出していくような心持ちになって,額田王の歌を思い出す。
熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな
この有名な歌は,斉明天皇の行幸に随行した額田王によって,熟田津で船出を待つときに詠まれた。
「熟田津」は愛媛県松山市の西海岸らしく,近年では古三津地区が有力候補になっているとか。
歌の部立は雑歌で,季節は春らしい。
歌そのものは9月とか中秋の名月とは関係がなさそうだが,
港を照らす明るい満月を想像し,9月の名月を思い浮かべたりもする。
ところで,《船を出すのなら九月》以外にも,9月になると思い浮かべる昔の曲がいくつかある。
・竹内まりやさん《SEPTEMBER》
・太田裕美さん《九月の雨》
これらの歌が流れていた時代の九月はもっと涼しかったし情緒も違ったよねーと思う。
けれど,その頃の情緒が未だ身に染みついていて,
九月という響きはしっとりとした気持ちをもたらす気がする。








































