椎名ましろ ノーパンねぼすけVer.「さくら荘のペットな彼女」にいてんご 電撃G's magazine 2013年3月号付録
Sakurasou no Pet na Kanojo - Shiina Mashiro - Niitengo (Ascii Media Works, Toy's Works)
サヨナラ今年の弥生さん的写真は,
春眠暁を覚えずな季節ということで,ねぼすけなましろさん。
「犬渕河原と菜の花」ということだが,ピンポイントなこの風景は知らない。
けれどこんな風景なら,描かれた山は雁回山であろうと見当がつく。
雁回山だとすれば,熊本市南部の緑川と加勢川が平行して流れる河原だろう。
地図で探すと,案の定。
雁回山の真北あたりの川に挟まれた地域に「犬渕」という地名があった。
ここは菜の花の名所だったのか。
雁回山(がんかいざん)は標高314m。
気軽なハイキングコースらしいが,交通の便が悪いので行ったことは無い。
本当の名前?は木原山といい,雁回山の異名がついた理由が熊本では有名だ。
九州では鎮西八郎として知られる源為朝(みなもとのためとも)が,
豊後から肥後へやってきてこの山に城を築いて陣取っていた時のこと。
弓の名手だった彼は,強弓で山の周囲を飛び行く雁を次々と射落とした。
恐れを成した雁たちは,この山を避けて渡るようになり,
この山は雁が回避する山,雁回山と呼ばれるようになったのだという。
この民話は小学校の低学年の頃には知っていたが,印象的だった。
雁回山を見かける度に,いつもこの民話を思い出していたものだ。
物語と風景は結びつき記憶を確かにするのだと思う。
懐かしい風景とは
0 件のコメント:
コメントを投稿