2023年8月26日土曜日

妙なサアラさん

 

SAHRA(サアラ)/アゾンインターナショナル 30th anniv. model(通常販売ver.)
1/6 Sahras a la Mode Sahra / Azone International 30th Anniv. Model


暑い暑いと言っているうちに処暑も地蔵盆も過ぎ8月も終わり。
夏っぽいサアラさんの写真を載せておかないと季節外れになってしまうではないか?

と思ったけれど,毎日夏として申し分ない暑さだな?



「言い得て妙」という表現がある。
物事を的確に上手い具合に言い尽くしていて素晴らしいという意味だ。
意味は知っていても,いつも私はピンとこない。「妙」な気分になる。

「妙」という言葉を辞書で引くと最初の意味として「すぐれている,素晴らしい」が出てくる。
この漢字は「女+少(わかい)」。
元々「若く美しい女性」の意なので,転じて「素晴らしい」という意味になることは納得する。
そして,「言い得て妙」の「妙」はこの意味だ。
一方「妙な気分になる」は,辞書的に二番目に出てくる「不思議,奇妙」という意味。

二番目の「妙」を日常的によく使うので,私の頭は「妙=不思議」と認識し,
「言い得て妙」と言われると,うまいこと言っているけれど不思議?と「微妙」な気持ちになる。

微妙,これまた難しい言葉だ。
辞書的に一番目なのは「美しさや味わいが趣深く優れていること」。
けれど,二番目の意味「物事が言い表せないほど細かく複雑なこと」で使っていることが多い。
「美妙」と書けば,問題なくまず一番目の意味を思い浮かべるのだが。

二番目の意味でばかり「妙」を使ってしまっているのは私の癖なのか?
それとも現代の日本語ではその用例の方が多いのか?
だが「妙案」とか「妙薬」「妙齢」などと言う場合は,明らかに一番目の意味になる。

そもそも「素晴らしい」という意味の「妙」に何故「不思議」「奇妙」などという意味が現れたのだろう。
極めて優れている=考えられないほど優れている→不思議,という流れだろうか。

以上「言い得て妙」が私的に腑に落ちるよう思考してみたのだった。
突然ものすごく気になったので><


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