2023年8月19日土曜日

港街ヤッファから

 

イスラエルからのお土産いろいろ。

熱心なクリスチャンでエルサレムを訪れた友人は数人いて,お土産をいただいたことはあった。
でもこんなに沢山のイスラエルの物を見たのは初めて。
珍しいので,兎に角撮って,ここに貼り付けておく。

これらの雑貨は,みなヤッファの土産物店から。
土産物店はヤッファで1軒しか見かけなかったとのこと。

ヤッファは現在ではテルアビブの地区の一つになっているが,旧約聖書の時代からある港街だ。
私が子供の頃の聖書では「ヨッパ」だったが,最近は「ヤッファ」と表記するようだ。
現地では「ジャッファ」と発音するとのこと。
何と言われても,私の頭の中では今でもいつまでも「ヨッパ」><

地中海に面しており,イエス・キリストの筆頭弟子であるシモン・ペテロがいた街だ。
土産物を頂いただけで,ペテロが少し身近になった気がしたのはどういうこと?!
きっとそもそも遠すぎるからだな。時代的にも地理的にも。


丸いタイルは裏にコルクが貼られているので,おそらく鍋敷きとして使う前提だろう。
ヤッファに売っていてもエルサレムって書いてあるのは,きっと一般的なことだろう。
四角いタイルは,正に普通の正方形タイルの大きさで裏に壁掛け用の金具がついている。

十字架とお魚の一つはマグネット。
下の港風景も,観光地によくあるマグネット。

お魚キーホルダーは,片面に「HOLYLAND」,もう片面に「Sea of Galilee」と文字。
「HOLYLAND」なんて名乗っても,流石に文句つけようがない場所だ。
ガリラヤ湖と死海とヨルダン川は昔からとても気になるが,自分が行くことはないだろうと思う。


お魚マークは,古来からキリスト教徒のシンボルだ。
初期のローマ時代は隠れシンボルのイクトゥスとして。
日本でも,激しい弾圧を受けた江戸時代,地下に潜って礼拝するクリスチャンの暗号だった。
それだけにお魚グッズのイスラエル土産は意味がある気がして嬉しい。
なによりお魚って形が可愛いしね。


ちなみにイエス・キリストの時代に地中海沿岸地域で食べられていた魚は,
タラ・サーディン・マアジ・アンチョビ・ムギル(白ボラ)などらしい。
タラやサーディンは塩漬けや干し魚,マアジは塩漬けや焼き魚。
アンチョビは塩漬けやペーストに,ムギルは煮たり焼いたりして食べたとのこと。

現代のイスラエルでは,魚はあまり食されないらしい。

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