2024年7月3日水曜日

東京駅のレストランで (2)

Seria タイニードールリリー:カスタム
Tiny Doll Lily from 100-yen shop Seria : customized

記録記事の続き。

東京ステーションホテルのフレンチレストラン「ブラン ルージュ」さんにて。
「ブラン ルージュ」って「白赤」だよね。ワイン?

メインディッシュの前に出てきた赤ワインは,オーストラリア産。

エアリー・バンク ピノ・ノワール 2022
Airlie Bank Pinot Noir 2022




本日のスープ
冷製のコーンスープで,クリームが乗っていた。
硝子の器から直接飲む。


黒毛和牛ロース
2000円追加で黒毛和牛フィレにできたが,
何となく元々のメニューを食べてみたくてロースのままにした。
でもやっぱ私にロースはくどかった。フィレにすべきだったかも。


夕梨花ちゃんと撮る写真は白くても良いのだが,お料理は色温度的に納得できず。
iPhoneと色温度を6500Kにしたコンデジとで撮って,やっぱり納得できないのだった。




アヴァンデセール マスクメロン<静岡>

アヴァンデセールって何よ?と食の知識が無い私は思い,調べた。
フランス料理のコースで最初に提供されるデザートのことですって。
Avant は「~の前」, Dessert は「デザート」。
デザートは幾つも出るものなのね?

ちなみにこれ,スプーンですくって食べるデザートだったが,めっちゃメロンの味だった。


デセール マンゴー<宮崎> 夏小夏<高知>
バースデープレート


しまった…バースデープレートが珍しくて気を取られ,
マンゴーと夏小夏のアップ写真を撮るの忘れた…。


昨年行ったフレンチレストランでも,
デザートの最後には3段の小さな箪笥の引き出しに入ったお菓子が出てきた。
引き出し入りの小品デザートには,何か様式美があるのだろうか?



お腹いっぱいになって苦しいことを想定して行ったディナーだったが,
意外とそうでもなくて,良い量だった。
食べ過ぎにならずにゆっくり楽しめるのはありがたいことだった。

また機会があるかどうかわからないが,たまにはこんなディナーも楽しいなと思う。
ごちそうさまでした。

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2024年7月2日火曜日

東京駅のレストランで (1)

Seria タイニードールリリー:カスタム
Tiny Doll Lily from 100-yen shop Seria : customized


7月になった。
年を取るのが嬉しかろうと嬉しくなかろうと,誕生日月というのは何となく特別なので,
例年6月が終わると,寂しいようなホッとしたような気持ちになる。

たまたま今年はとある特典でディナー券をゲット。
せっかくなので誕生日の頃に行ってきた。
東京駅の駅ビルの2階にありよく知った場所だったが,
そこにレストランがあることには気づいていなかった。
クラシックで落ち着いた雰囲気。
窓の直ぐ外には電車が走っていた。


珍しい体験なので,記録記事。


まずは「シェフからのはじまりの一品」。
説明されたけれど覚えてない。シェフさんごめんなさい,美味しかった。
爪楊枝を摘まんで一口で食べる。
同時にシャンパンが供されたが,シャンパンを撮らせてもらう機会を逃してしまった。


阿古屋貝柱<長崎 対馬> バイヨンヌ産生ハム<フランス バスク>
季節のフルーツ


季節のフルーツは琵琶だった。


オーストラリア産のフルーティーな白ワイン。
ワン・グッド・ターン ピノ・グリージョ(One Good Turn Pinot Grigio)
ラベルが可愛い!



鮎<和歌山> ラプロー<フランス ヴァンデ> 野菜<東京>

右の大きな野菜はズッキーニではなく胡瓜だとのこと。

iPhoneで撮るとめっちゃ白くなってしまうが,実際は色温度低めの照明。
かといって,ここまで赤く見えていたわけではない。色温度は難しい。

一緒に出されたパンに挟んで食べた。かなり美味しくて印象に残った。


羽太<高知 宿毛> エゴマ豚<福島> 黄金いくら<宮崎>

うーん,どっちの色も正しくない…。
もちろん美味しいが,不思議な食べ物だった。
羽太美味しかった(お魚が好き)。


おそらく?ここまでが前菜?
このあと赤ワインが供されメインディッシュ(というのか?肉料理)だった。

ランプとお花。
ボダン電池か何かで光っているランプだと思うが,綺麗で気になった。

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2024年7月1日月曜日

半夏生

ピュアニーモ用ヘッド(フレッシュ)ホワイト:アイペイントドール
pureneemo head fresh, painted eyes doll



今年は7月1日が半夏生。
春分を起点とした太陽の黄経が100度に達し,田植えを終える日。
「ハンゲショウ」という音の響きに何となく惹かれて,
半夏生は子供の頃から気になる雑節だった。

半夏生の由来になった植物は,この頃に花を咲かせるカラスビシャク(烏柄杓:サトイモ科)。
地下茎から取れる生薬は「半夏」と呼ばれ,鎮嘔・去痰・鎮静などに使われる。

でも,ややこしいことに雑節の半夏生とは無関係なハンゲショウ(半化粧:ドクダミ科)という植物がある。
しかも,こちらも半夏生の頃に花を咲かせ,茎頂部の葉が化粧をしたように半分白くなる。
更に薬草でもあり,生薬は「三白草」と呼ばれる。


ドクダミ科のハンゲショウは水辺に見られる多年草で,
実家の近所の川辺でよく見掛けたものだった。
6月の終わり頃になると白い葉っぱが輝くように美しい。

烏柄杓のことを知ったのは随分と後になってからだったので,
半夏生といって,私が思い浮かべるのは烏柄杓ではなく半化粧の方だ。
白い葉っぱが水辺に揺れている風景は,私にとって梅雨の季節を象徴する風景の一つ。

ハンゲショウ@新宿御苑(2019-06-30)

半夏生は田植えで疲れた農家の人々のねぎらいの日。
そして農作物の根がタコの足のように八方へ伸びるよう祈願する日。
恙なき夏がやってきますように。

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