2023年2月9日木曜日

風に乗ってどこまでも?

1/12ピコえっくす☆きゅーと/北欧からの留学生ライリ
1/12 Pico Excute / student from Northern Europe Raili


我ながらどこかで見たような写真。
でも違う写真なのだ。ライリさんがいつもここにいるだけ。
ちょっと模様替えした。



以前『サモア島の歌』のことを書いた。

青空と白い雲と大きな椰子の木
同じ頃の児童合唱曲に『気球にのってどこまでも』という歌があった。
この曲も好きで,よく学校帰りに口ずさんだりしたものだった。

風に乗って野原を越えて,星座の世界にまでも飛んで行こう。
気球の旅の先には輝く夢が待っている…。
高く高くどこまでも続く空の世界への夢と浪漫がいっぱいな歌詞だった。

現実は,風の吹くまま飛んで行っては撃ち落とされて当然。
他国の上空を通過するなら筋を通して許可を取るべきですよ…ってことだ。
日本上空を気球が飛んだとき,私は「え!?黙って見送るの!??」ってなったもの。
専守防衛ってスパイされ放題なのを指くわえて見ているだけ。


自衛隊のスクランブルってマジ多いらしいが,たまに一言ニュースになるだけ。
北朝鮮のミサイルも,国土に落ちることはないと何故かみんな根拠なく確信している。

CNN「日本はスクランブル発進数がNATO全体の2.5倍、日本は最前線国家の自覚ある?」 - Togetter

私も平和ボケ日本人なので大して何も考えていない。
隣国がミサイルを撃っても「またか」で済ませている。
けれど,残念ながら人類に平和は訪れないだろうと思う。
家族や隣人とでさえ仲良くできないのが人間なのだ。
価値観が根底から異なる他国と仲良くなんて難しすぎるでしょう。
話せばわかり合えると言うなら,誰かプーチンさんを説得してよ。
できないから今こうなっている。

子供の頃に思い描いたような,良くなる一方の未来はないのだ。
良くなっていきたいという想いは大半の人が抱えているだろうに。


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