2023年2月10日金曜日

濃さを求めて切りがない

LD-21 おてんばミキちゃん
Takara Tomy Doll Licca chan's Kind Sister Miki Chan LD-21


季節感?
知らない子ですね。



冬アニメが始まって1ヶ月経った。
そろそろ話数も進んだし新しく何か見始めようかと幾つか視聴した。
ランキング上位のアニメが気に入るとは限らないので難しい。
原作の知識もないので,絵柄やタイトルで適当に見てみる。
食事のお伴に流して見るのが私の視聴スタイルだ。

配信で見るので,30分枠のアニメは実質23分。
面白いアニメの場合,食事が終わる頃にはアニメもだいたい見終わっている。
自然と箸を止めて見入ったりしているのだろうか?
そういったアニメはだいたい短く感じて「もう終わっちゃったの?」と思う。

逆に食事が終わってもまだまだ番組が続いていて,
「えー,あと何分あるのよ?」と確認するアニメもある。
要するに退屈しているのだ。

退屈する理由は様々だが,明確なストーリーがない日常系は明暗を分ける。
その場の短いエピソードがテンポが良く流れれば退屈しないし飽きない。
テンポがゆっくりでも,魅せられる何かがあれば退屈しない。


とある日常系アニメを見て,間延びして退屈に感じた時に思った。
これ30分枠じゃなくて5分アニメにしたら,きっと面白かったのに,と。
キャラ設定や物語がつまらないわけでもないので,内容を凝縮すればと思ったのだ。

しかしよく考えたら,これって私がタイムパフォーマンス病に罹患しているせいでは?
23分かけて見るために作られた作品にこめられた行間に漂う空気を味わうことすらできず,
これだけの時間を使っているのに得られる情報が少ないぞ,と斬り捨てているってことだ。
そして確かに,同じアニメを30年前に見たら退屈と思わなかったのではという気がする。

これも塩分の多い食事と同じではないか。
濃さを求めてエスカレートしていく。そればっかりだ…。

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