2021年7月30日金曜日

感情に訴えられるのが嫌い

ミディブライス トゥインクル・プリンセス
Middie Blythe Twinkle Princess

ミディブライス ランピオンオブザバレー
Middie Blythe Rampion of the Valley



オリンピックなんて見るつもりなかったのだが,
ネットで自転車男子ロードレースの風景が話題になっていたので配信を見てみた。

この競技,テレビ配信はなくネットだけ。
撮影スタッフは常々欧州でロードレースを中継している人たちだったそうで,
ヨーロッパならレースと一緒にその土地の教会などを映し出す手法で,
神社や山中湖のスワンボートなどがクローズアップされ,
評判通り,外国人の感性で見た日本の風景は新鮮だった。

解説の合間合間に「beautiful scenery」と何度も言っていたので,
たぶん解説の人は本当に美しいと思っていたのだと思う。
道路の舗装状態が大変良いということも褒めていた。

思った以上に見ていて楽しかったので,6時間以上かかるレースを全部見てしまった。

最後まで見て思ったこと。
英語解説だけなのが良かった。
何が良いって,事実を淡々と話してくれること。
苦労話を強調した日本人の感情的な解説は,私には興ざめなのだ。
感動を煽って絶叫されてもうるさく感じるだけ。

表彰台に上った3人の通常運転な雰囲気で楽しそうな様子も良かった。
涙ながらに「ありがとう支えて下さった皆様のおかげ」なんて言われると,
これまた私はひどく萎えてしまう。

オリンピックだのスポーツだの観戦に興味を持てないのは,
日本のマスコミのスポーツ中継が性に合わないことも一つの理由である気がした。


で,沿道の応援の人たちがけっこう密だった。
沿道で密なだけならまだしも,
その後どこかへ行って感染リスクが増すのだ。
メダルラッシュで世論はすっかり変わったらしいが,謎すぎる。
メダルの数がどうであろうと感染症流行とは関係ないのに??

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