2021年7月2日金曜日

悼むという精神の高揚

1/6ピュアニーモキャラクターシリーズ No.122 『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』 四宮かぐや
1/6 Pure Neemo Character Series No.122 Kaguya Shinomiya (Kaguya-sama: Love Is War)

1288 ねんどろいど 四宮かぐや 『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』
1288 Nendoroid Kaguya Shinomiya, from "Kaguya-sama: Love is War"




書きたいから書く雑感。読まなくていいです。


テレビが嫌いな理由の一つに人の死のエンターテイメント化がある。
先日の千葉県での小学生の列にトラックが突っ込んだ事故とか,まさしくそれだ。

もちろん飲酒運転は言語道断だし,子どもの事故死は悲劇である。
だが,事故自体は法に則って処理されれば良いことだと思う。
通り魔犯人が逃げ回って危険というのとは事件の性質が違う。

また,亡くなった子どもに対する近所の人の印象などは事故の本質とは無関係だ。
強いて言えば,安全な通学路の確保及び飲酒運転に対する世論形成に役立つということは言えるかもしれない。
それを加味しても,朝昼晩連日繰り返して報道するのは,この悲劇ではしゃいでいるようにしか見えない。

事故で子どもが亡くなる事例は他にも様々あると思うが,
これに限って特別総理が出向いたりするのもパフォーマンス以外の何物でもない。
私は別に菅政権に文句を言いたい人ではないのだけど…。

加害者に連なる人を吊し上げ,
「かわいそうな」被害者の死を悼むふりをしつつエンターテイメント化している。
私にはそんな風にしか見えなくて不快なのだ。
花を供えて祈る人々をアップでテレビに映し出すのも,失礼すぎて見るのが辛い。

私だったら誰かの死を悲しんで祈っている姿をアップでテレビで放映されるなんて死ぬほど嫌だ。


あぁ,こんな話何かで読んだ…と思った。
『されどわれらが日々ー』で,自殺した女子学生を悼む人々の項だったっけ。
この本,高校生の頃に死ぬほど何度も読んだけれど,今読んだら何か感じるだろうか?


なお議論とか興味ないのでコメントされても返信しません。

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