2024年9月7日土曜日

秋も深まる二百二十日

2011えっくす☆きゅーと:チャリティープロジェクト/ひめの -FannyFanny- 髪色:シナモンブラウン
2011 Excute charity project / Himeno -FannyFanny- hair color: cinnamon brown

ブログに載せていなかった過去写真から。
夏の終わりに帰省し,雲仙天草方面をドライブした時。
三角西港にて(2012-09-01)


撮影日を見ると,防災の日だ。

防災の日が内閣閣議で制定されたのは,昭和35年(1960年)。
9月1日は関東大震災が発生した日,かつ台風シーズンを迎える二百十日。
確かに防災を考えるのにこれほど適した日はないと思わされる。
(今年は閏年ゆえ二百十日は8月31日だったし,二百二十日は9月10日だが。)

防災の日制定の切っ掛けは,この前年(1959年)の伊勢湾台風だ。
(「伊勢湾台風→防災の日」は名古屋では周知の話らしい。)
死傷者5000人という伊勢湾台風の記録は未だ戦後最大の台風被害ではないだろうか?


ところで,最近の台風報道で気になっていたことがあった。
何故台風の強さや大きさについての言及が曖昧なのだろう?
以前は「大型で強い」とか「中型で弱い」などと表現され,
台風の強さと大きさを別々にかつ詳細に把握できていたのに。

調べてみると,何と平成12年(2000年)から変わっていた!
私の頭は四半世紀もアップデートされていなかったらしい。
中型とか小型などと聞くと侮る人がいて,誤解を防ぐためとのこと。
大型と超大型以外は,単に台風○号と呼ぶだけになったらしい。

さもありなん。
大きさと強さって,長さと重さくらい?別物なのにー。

ちなみに現在の基準はこんな感じ。
大きさ
 大型(大きい):風速15m/s以上の半径が500km以上~800km未満
 超大型(非常に大きい):風速15m/s以上の半径が800km以上

強さ
 強い:最大風速33m/s以上~44m/s未満
 非常に強い:最大風速44m/s以上~54m/s未満
 猛烈な:最大風速54m/s以上

台風の大きさと強さ | 気象庁


平成12年までは,
風速15m/s以上の半径が200km未満を「ごく小さい」台風,
風速15m/s以上の半径が200km以上〜300km未満を「小型(小さい)」の台風,
風速15m/s以上の半径が300km以上から500km未満を「中型(並の大きさ)」の台風。

最大風速17m/s~25m/s未満を「弱い」台風,
最大風速25m/s~33m/s未満を「並」の台風と呼んでいた。


私は昔の方が分かりやすくて,対策計画も立てやすく良かったと思うが,
確かに細かすぎると誤解されやすいし,台風は命にかかわるし仕方が無いのかな。
地球温暖化で,強い台風が発生し降水量が増加していくことが予想されている。
既にこの傾向が見られているような気がするし,台風の挙動も昔と何だか異なる感じ。

台風シーズン早く終わってほしい。

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