2024年9月30日月曜日

世田谷線散歩 (4) 玉電のデハ87号

ピュアニーモ用ヘッド(フレッシュ)ホワイト:アイペイントドール
pureneemo head fresh, painted eyes doll

蚊に追われて豪徳寺を出発。
とりあえず世田谷線の線路を目指す。
極力線路の近くを歩けば,迷わず下高井戸へ到着できるだろうという魂胆だ。
到着したのは宮の坂駅。

何か電車がいるよ!?


説明版には「江ノ電601号略歴」と書かれている。
「玉川線の車両なら分かるけど,何で江ノ電?」と思ったが,
よく見ると,最初は玉電で使われていた車両だった。

玉電廃止後に江ノ電に譲渡され,
江ノ電の新型車両導入で廃車となり,里帰りしたとのこと。

製造は大正14年(1925年)で江ノ電移籍は昭和45年(1970年)。
廃車になったのは平成2年(1990年)。
65年も現役で活躍した歴史的車両なのだった。

昭和31年頃に玉電沿線で下宿生活をしていた母も乗ったことがあったであろう。
そもそも母が昔暮らした玉電の街を歩く散歩だったので,
この電車に出会えたのは,たいへん意義があることに思えた。



電車の中には自由に入って座席に座ることもできるようになっていた。
この中ならゆっくり座っていても蚊に襲われないだろう!

電車の前に自動販売機があったので水を購入し,
ようやく座って水分補給できたのだった。
水分補給をすれば,硬直した足の筋肉も安心してくれるだろう…。


車両の中には玉電&世田谷線の年表や昔の写真が展示されていた。
小さな休憩所&玉電博物館という感じ。
この駅に寄ってみて良かったと思ったのだった。


十分に休息し,この後は宮の坂駅近くの厳島神社や世田谷八幡宮を見学。
無事に下高井戸駅まで歩いて京王電車に乗って帰途についた。

2024年9月29日日曜日

世田谷線散歩 (3) 猫猫猫の豪徳寺

ピュアニーモ用ヘッド(フレッシュ)ホワイト:アイペイントドール
pureneemo head fresh, painted eyes doll

若林駅→松陰神社→世田谷城跡 と見学し,既に結構疲れていた。
問題は足がつりそうになることだ。
カフェで休んだりしないで歩き回る私は大抵こうなる。
この日も散歩中の休憩は,松陰神社を出たあと,
世田谷図書館前のベンチに座って水筒の水を飲みレーションを1個食べただけだった。
お小遣いを使い果たした高校生?って行動だが,どこか入るの面倒だし時間とられるし…。

世田谷城跡を出て城山通りを歩いていると,すぐに豪徳寺の参道の前に出た。
疲れていたので,正直言ってちょっと素通りしたい気持ちもあった。
しかし後から後悔するに決まっている。予定通り見学しよう。

やたら立派な門構えである。


中に入ると外国人観光客で予想外の賑わいで驚いた。
そんな人気のお寺だったんだ?


そして,招き猫発見!
あー有名な招き猫のお寺ってここだったんだ! 観光客が多い筈だよね。
何か招き猫がいっぱいいるお寺があるのは知っていたけれど,
行動範囲から逸脱しすぎて行きにくそうだったし,把握できていなかった。

招福猫児,人を招いて縁をもたらしてくれる猫だそうだ。


猫の正面にある十二支を飾った三重塔には,
子の方角にネズミと一緒に猫がいる。(扉の上の白いのが猫)
招福猫児は,十二支に仲間入りした猫を眺めている形だ。


門をくぐり招福殿に入る。
やっぱりここか! 招き猫だらけのお寺!


そりゃあ撮るよね。こんな風景を見てしまったら。



クールな鞠花さんも,流石に心なしか楽しそうだ。


グッズを入手するためにはけっこう並ぶ。
並ばなければ何があるかも見られなかったので,炎天下がんばって並んだ。


招き猫は数に限りがあるので一人一体とのことだが,他にも色々あった。
彦根のひこにゃんは,豪徳寺の招き猫が由来とのこと。知らなかった。


世田谷線の猫電車も豪徳寺があるからだったのね。
「幸福の招き猫電車」が正式名称のようだ。

この電車は,世田谷線50周年記念企画で2019年から運行しているらしい。
2017年の玉電開通110周年記念イベントで初登場し,
2019年にデザインを一部変更して再登場したとのこと。
つり革が招き猫になっており,床には猫の足跡があしらわれているらしい。

この日何度も見掛けたし,乗るべきだったかも!


豪徳寺でとうとう足がつって歩けなくなり,ベンチでしばらく休んだ。
しかし十分休む暇もなく蚊に襲われ出発することになったのだった。

蚊がいない季節に散歩したいものだ…。

2024年9月28日土曜日

世田谷線散歩 (2) 世田谷城跡

ピュアニーモ用ヘッド(フレッシュ)ホワイト:アイペイントドール
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松陰神社を見学した後は,
世田谷線の線路から付かず離れず歩きながら,世田谷城跡を目指した。



世田谷代官屋敷というのがあるらしいが,少し離れているので今回はパス。
城山通りという如何にも城跡へ続きそうな道を歩く。

途中で「烏山川緑道」という素敵な道を見掛け,
寧ろ城跡なんかよりこちらの道が気になった。
全長7kmの楽しそうな道だ。


しかし,今回は城跡へ行く予定にしていたので緑道はパス。
世田谷城跡へ向かった。
そんな城の存在はつい先日まで全く知らなかったし,
この周辺の地図を眺めて発見しただけだったが,せっかく予定していたし…。

この城は,1366年に吉良治家によって築城されたと言われているが,正確には不明。
1590年の秀吉の小田原攻めの余波を受けて廃城となったそうだ。


予想はしていたが,人っ子一人いない単なる小山だった。
一応一通り歩き回ってみたが,廃城跡の雰囲気だけはバッチリだったかな?
蚊に追い回されるのでゆっくりもできない。
蚊取り線香をぶら下げて行くべきだった。思慮が足りなかった…。




蚊が怖いので即刻退散。
次の目的地,豪徳寺を目指した。

2024年9月27日金曜日

世田谷線散歩 (1) 松陰神社

ピュアニーモ用ヘッド(フレッシュ)ホワイト:アイペイントドール
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若林4-14広場にて。
住宅地の路地のめっちゃ小さなスペースだが,
砂場に滑り台,ライオンさんの口から水が出る水場,花壇まであった。
地域の皆さんのアイディアで作られたと書かれた看板があり,
地域ぐるみで街を盛り立てている雰囲気が感じられた。

ぜんぜん涼しくならないけれど,暑さのピークは過ぎた9月初旬。
久しぶりに知らない街を歩いてみることにした。
今回歩いたのは東急世田谷線が走る街。
三軒茶屋から若林まで電車に乗り,そこから下高井戸までを歩いた。


ここは大学生だった母が下宿していた街。
68年も昔のことだ。
当時は世田谷線の前身だった玉電(玉川電気鉄道)が走っていた。
母は若林駅近くの植木屋さんに下宿していたという。

流石にそれだけの月日が流れたら,街はすっかり様変わりしていると思う。
母が歩いても当時の面影を見つけるのは難しいだろう。
けれど,線路や古い道が描くカーブ,寺社の境内などには変わらぬ何かも残っているのでは。
そんなことを考えながら,路面電車が走る街を歩いてみたのだった。


最初に目指したのは松陰神社。
山口県萩市の松陰神社には中学校の修学旅行で行って学業の御守りを買った。
でも吉田松陰さんのお墓は世田谷の方にあったのね。

令和6年の辰年に訪れた記念に絵馬の前で記念撮影。


巨大な絵馬の後ろに御手洗所があり,その隣に水琴窟があった。
水琴窟って日本文化の雅の象徴のようだなと思う。
せっかくなので何度か水を落として耳を澄ませてきた。


とても大きな神社だったが,境内の人影はまばら。
休憩所のベンチもがら空きだったが,蚊が怖くてゆっくりできなかった。


2024年9月24日火曜日

ラベル買い!だが美味しい!

Lil Fairy Vel (Cat Version) by Azone International
1/12Lil'Fairy(リルフェアリー)~猫の手も借りたい?~ / ヴェル


ラポサ カベルネ ソーヴィニヨン
(RAPOSA CABERNET SAUVIGNON)


「2016」の文字で明らかなように,随分以前に買ったワインだ。
しかも高いワインではない。
当時住んでいた家の近くのスーパーで600円くらいだった。
狼のラベルが気に入って買った。
ラベルが気に入ったので常用ワインにしようと思ったが,その後一度も見掛けない。
手に入らないとなると,ラベルとお別れするのが残念で飲めずにいた。


ネットで検索するとすぐに見つかるし,コンビニやスーパーで入手できるっぽい。
何故私の行動範囲にこの狼さんはいないのか?!

だが,いつまで温存しておいても仕方が無いので思い切って飲むことにした。
フルボトルを一人で飲むのは辛いので3日分けて飲んだが美味しく飲めた。



けっこう好みの味で気に入った。
近所のどこかに売っていないかなぁ。

空瓶を1日水に漬けてみたが,ラベルは剥がれなかった。残念。


2024年9月23日月曜日

終わらない夏の星

リカ<NO.09872>
Licca Doll (Liccachan Castle)

今朝はこの秋初めて「涼しい」と心から感じた朝だ。
夏って終わるのかもしれない!?

最近はだいたい7月下旬になると既に夏に疲れている。
8月下旬になると惰性で暑さの中を泳ぎ続けていてわけ分からない。
9月に入ると日が短くなり秋の虫の声も聞こえるのに続く猛暑に心底うんざり。
夏が永遠に続くのではないでしょうねとゾッとする。

そして思い出すのが『銀河鉄道999』の「終わりなき夏の物語」。
それからブライアン・W・オールディスのSF小説『地球の長い午後』。




「終わりなき夏の物語」は夏が続き昆虫が知的生物に進化した惑星の話だった。
昆虫人間に捕らえられた鉄郎。危機に陥る999。繭から生まれたインセクターの子供達。
めでたしめでたしでは終わらない悲しくブラックな物語だった。

『地球の長い午後』は終末期を迎え自転が止まった地球の物語。
永遠の昼になった熱帯地域は植物の天下で,人間含む動物たちは細々と命を繋ぐ。
印象的な物語で何度か再読したが,ここ20年くらいは読んでいない気がする。

夏が終わらない錯覚を覚えた日には,これらの物語をもう一度見たり読んだりしたくなる。
数々の引っ越しと断捨離を乗り越えて『地球の長い午後』は今も本棚に健在だ。
読めってことかな?そのうち読もう。

2024年9月22日日曜日

先カンブリア浪漫

Connemara marble

アイルランドグッズでよく見掛けるこの羊には名前があるのだろうか?
単なる羊かな?
若い羊はラム肉になり,年を取った羊からは羊毛を取るらしい。


緑の石はコネマラ大理石。
シャムロックとエメラルド色の大地で知られるアイルランドで産出する緑の石なので,
アイルランドのアイデンティティーと結びつけられ御守り的存在だ。
アクセサリーに加工して身につけたりするらしい。
私はアクセサリーより原石の方が好き。

これらの石が入っていた箱には「握りしめると心配事が消える」だの
「健康と幸せと愛を招く」だの書かれていて(もちろん英語で)
パワーストーン的存在のようだと思った。

私はパワーストーンだのパワースポットだの信じない質だが,
これらの石に地球の歴史という壮大な浪漫が籠もっていることは信じている。
何しろ先カンブリア時代(Neoproterozoic Era:新原生代)の地層にあった石なのだ。
あの有名なエディアカラ生物群なんかの時代ではないか!(1億年とか誤差)
日本列島など影も形もなかった時代から存在していたと思うと感慨深い。

日本列島で見つかっている一番古い地層はカンブリア紀なので,
先カンブリア時代は日本にはないはず。
アイルランドの一番古い地層は17億年前というから,本当に古い古い大地なのだ。

日本で見つかったカンブリア紀の地層は日立市から常陸太田市にかけての山の中だった。
どういった経緯でそんな地層がそこに存在しているのだろう。

2024年9月21日土曜日

朝の一枚(2024-08-21〜08-31)

毎朝その辺にいる子をスマホで撮るシリーズ,8月下旬編。
おそらく南海トラフ地震臨時情報とか台風10号のせいで米不足が騒がれ始めた頃かな?

私は日常の米も非常用のレトルトやアルファ米も十分あったし,
平成の米騒動のときはジャガイモやサツマイモを食べて何とかなった記憶もあったし,
米が無いとか聞いても「ふーん?」としか思っていなかった。
月末くらいにスーパーの米売り場の前を通りかかったら本当に空で呆れてしまった。

これじゃ小麦アレルギーとかで米が必要な人,マジ困るよね。


Happyくじ 初音ミク G賞 グラフィグABS おじょうさま Ver.(2024-08-21)
一時期アキバでめっちゃ見掛けていたグラフィグだが,最近はあんま見ないなぁ?


ピュアニーモのアリス・マーガトロイドさん(2024-08-22)


ブライス トーキョートドラー(2024-08-23)
前回は4月30日に登場。


Seriaの眼鏡が意外と似合うミッフィー(2024-08-24)


何かのギフトの籠に入っていたクマさん(2024-08-25)


月刊アニメスタイル第6号付録 ねんどろいどぷち めんま(2024-08-26)


木の香りを放つ猫さん(2024-08-27)


333 ねんどろいど 初音ミク 浴衣Ver. 夏椿(2024-08-28)


仙台限定ハローキティ(2024-08-29)


ラブプラスご当地ねつけ 宮城限定 七夕 小早川凛子(2024-08-30)
14年ほど愛用。こけしの顔が剥げてしまった…。


キューポッシュフレンズ ベル-Belle-(2024-08-31)