2024年2月9日金曜日

熊本洋学校教師館ジェーンズ邸にて

ピュアニーモ用ヘッド(フレッシュ)ホワイト:アイペイントドール
pureneemo head fresh, painted eyes doll


ジェーンズ邸は,1871年(明治4年)に,熊本洋学校の教師ジェーンズ氏と家族のために建てられた。
幸い戦災に焼かれることなく,1970年に水前寺公園のそばに保存され,県の文化財にも指定された。
しかし2016年の熊本地震で倒壊。ぺしゃんこに潰れ,当初は修復困難とされた。
けれど熱心な復興プロジェクトにより2023年3月に再建工事完了,2023年9月から一般公開された。

地震前のジェーンズ邸: 2002年11月撮影

再建されたのジェーンズ邸: 2023年10月撮影


子供の頃から親しんでいた建物だけに,倒壊したときは心底悲しかったし,再建は嬉しかった。
秋の帰省の時,3時間ほど自由な時間を作れたのでゆっくり見学してきたのだった。


見覚えのあるガレキの数々も愛おしい。


西南戦争(1877年)の時にジェーンズ邸は政府軍本営として使用され,
ここで征討大総督の有栖川宮熾仁親王が博愛社(後の日本赤十字社)の設立を許可した。
このため日赤発祥の地として「日赤記念館」の看板も挙げられていたのだった。


修復されたジェーンズ邸を見学した嬉しさは,倒壊したときの悲しさの裏返しだった。
石川県の被災地の復興を,一日も早い復興をと痛切に思う。

このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿