2024年2月13日火曜日

「戦後」っていつだろう?

ピュアニーモ用ヘッド(フレッシュ)ホワイト:アイペイントドール
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お正月の鞠花さん。




先頃突然ニュースになった連続企業爆破事件。
これを伝えるニュースで「戦後の日本を震撼させた」という形容を耳にし,何となく不思議に思った。
「戦後」とは?

当事件は1974~75年。
私はその時代をよく覚えていて,「戦後」とはもっと昔,1950年代くらいまでのことだと思っていた。

広義で考えれば,次の戦争が起こって終わるまでずっと第二次世界大戦の終戦後になる。
しかし,2024年現在を「戦後」とはあまり言わない気がする。
だったらいつ頃までが誰もが納得する「戦後」なのだろうか?

第二次大戦終戦後の日本は,1945年9月降伏調印式〜1952年4月サンフランシスコ講和条約発効まで,
6年8カ月の間GHQに間接統治された。
そして1956年12月に国連の80番目の加盟国となった。
日本が再び国際社会の一員となった1956年(昭和31年)までの激動の期間を「戦後」と呼ぶ意見もあるようだ。

私が思っていた「戦後」はこれだったのだと思う。


今となっては連続企業爆破事件も,ロッキード事件も半世紀も前のこと。
若い人達から見れば「戦後」っぽいのかもしれないと思った。

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2 件のコメント:

  1. doll-mideler32024/02/13 15:46:00

    こんにちは、お邪魔致します。

    連続企業爆破事件発生当時、私は小学生(2~3年生?)でしたが、中でも三菱重工爆破事件は大きな出来事として記憶に残っています。TVニュースに映し出された窓カラスが割れたビル、道路に座って救助を待つ人、そして路面に散乱したガラス・・・。今でも新幹線が東京駅に到着する直前には必ずこの映像が私の脳裏をよぎります。現場は東京国際フォーラムの北側あたりだったのでは?

    あの当時ニュースでは「戦後〇〇」という表現がよく使われていたように記憶しています。当時社会や経済を支えていた「大人たち」にとって戦争は他人事でなく自身の経験の一部であり「戦後の世の中」という「括り」の中で生きていたのかもしれませんね。

    意味を持たないコメントを書いてしまい・・・失礼しました。

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    1. doll-mideler3様

       70年代は小学生でしたから,テロの風景は衝撃を持って記憶に刻むことになりましたね。70年代前半はニュースで日々「ゲリラ」とか「火炎瓶」などという単語が飛び交い,私は一々親に説明を求めていました。「戦後」と言う言葉は「戦後○年」という形でよく耳にした気がしてます。
       元日本兵の小野田さんがフィリピンから帰国されたのは1974年。私は友人と一緒に薮の中にサバイバル風の秘密基地を作って「小野田さんごっこ」をして遊んだりしていました。まだまだ戦争と繋がっている時代でしたね。

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