宴会って苦手

氏神神社で授与していただいた干支ストラップ。

大願成就かぁ…。
健康で平穏な暮らしが私の唯一最大の願いだが，大願？

御守り授与なら新年の初詣が良さげではあるが，
混雑しない大晦日の午後に，ふらりと神社を訪れた。
新年の準備が整った大晦日の神社は，ピシッと張り詰めた空気が気持ち良い。
静寂に包まれた境内には身が引き締まるような神々しさがある。

年末も年始も大学や高校時代のサークル仲間とオンラインで飲み会があった。
こういうの興味が無かったし，遠方ばかりで出かけるのも無理だったし，以前はみな断っていた。
そのうち誰も私に声をかけなくなったが，かえって気楽で助かったと思っていた。

しかしオンラインの時代になり，また声がかかるようになった。
そして，亡くなる人も出てくる年代になり，
オンラインで負担も少ないし，生きているなら顔見せくらいしておこうかと思うようになった。

だが…。
オンラインの飲み会，口を開くタイミングがわからない。みんなどうして喋れるの？
私はずっと聞いているだけになってしまう。
イヤホンで聞いているだけなので，ほぼラジオを聞くのと変わらないではないか…。
顔見せが目的なのでカメラをオンにしていて，ずっとPCの前にいるので退屈だ。
暇なので，手元でゲームなどやっている始末だ。

別にオンラインが苦手なわけではない。
誰かと二人なら実際に会っているのと同じ感覚で楽しい。
自宅にいられるオンラインは，外の飲み会より気楽で好きだ。

だが，よく考えたら飲み会ってオフラインであっても苦手だった。
会話に割り込むことが私には無理だし，黙っている私に誰も話しかけないので，
一人でずっと食べ続け飲み続けるということになり，暇で退屈で困る。

そうか，そもそも私は飲み会というものが苦手なのだった。
暇で困っても，手元でゲームなどやっていられるオンラインは，
むしろありがたいシステムだったのだと気がついた。
リアル宴会なら，どんなに退屈でもゲームやるわけにいかないものね。

オンラインでもオフラインでも，誰かと2人がいいな。
多くても3人が私の楽しめる限界だな。複数人で話すの難しい。