Liccafriend Palette F at Iimori shrine, Fukuoka, Japan.
2018年3月25日,パレットFを連れてずっと行ってみたかった飯盛神社へ行ってきた。
14年乗った車を26日に廃車することにしていて,ラストドライブ。最後にどこへ行こうかと思って,福岡へ来て以来ずっと気になっていた飯盛山の麓にある飯盛神社を思いついた。
下の写真の雲に象られた鐘のような形をした山が飯盛山で,ほぼ福岡市西区の象徴なのではと個人的に思っているほど,どこから見てもよく目立つ。今住んでいる家は,当時名前も知らなかったこの山の眺めが気に入ったので借りることにしたくらいだ。
広い駐車場が4箇所ほどあり,神社は思っていた以上に立派で広くて賑わっていた。何か行事をやっていたようだった。
創建は859年! さすが古くから大陸へ向けて開けていた土地柄だけに歴史が深い。
例年10月9日に秋季大祭流鏑馬式が行われていて,福岡市無形民俗文化財に指定されているらしい。随分と立派な行事みたいなので,福岡にいるうちに見る機会があると良いのだが。
飯盛山へ登るときの登山者記帳簿もここに置いてあった。
山全体が神社みたいなので,登山するときはまずお参りして,ここで名前を書いて行くのが良いのかな。
招き猫おみくじを引いてみた。黒い子は「家内安全・厄難消除」ということで,一番欲しかった子かな。末吉だったけど。
山頂方面へ向かう参道沿いに桜の木があって,5分咲きくらいだった。
参道を挟んで本殿の反対側に学問の神と知恵の神を祀る飯盛文殊堂があって,こちらも良い雰囲気。拝殿の横には「知恵の水」があって飲めるようになっていた。
学問と知恵の神ということで,合格祈願の絵馬がいっぱい懸かっていた。
薬師如来本堂へ上る坂道の入り口。人が入り込んだ跡はほとんどなく,よく手入れされた苔むした様子が美しかった。
苔のクッションの上に座ってパレットFさんも神社の雰囲気を楽しんでいた様子。
せっかくなので,参道を上って薬師如来堂へ向かう。
ここまで来る人は誰もいなくて,とても静か。
最後に神社らしい桜の風景を。「花は盛りに月は隈なきをのみ見るものかは」
翌日,車とお別れした。ちょっと寂しかった。これから老後に向けて車のない生活を模索していこうと思う。80歳で免許を返納しいきなり生活が不便になった両親を見て,自分の体がしっかり元気なうちに車に頼らない生活を確立しておくことが重要だとつくづく思ったので。
飯盛神社は素敵なところで,最後に良いドライブができてよかった。
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