地震で半壊した実家の工事が紆余屈折を経てようやく終了し，家を確認するために帰省した2017年4月27日。
幼い頃から親しんだ神社の参道ではツツジが美しく咲き誇っていた。春の清々しい空気の元，この風景をとてもありがたいと思ったのだった。
そして，至る所で頑張ってくれているくまモン。
実家は熊本市の中でも震源の益城町に近い場所だったので近所の被害は大きく，実家より新しかった向かいの家も更地になっていて，他にも馴染みの建物があちこちで取り壊されている最中だった。子供の頃よく遊んでいた神社の鳥居は地震から2年経った今でも根元から折れたまま放置されている。築50年木造の実家が半壊で済んだのは，客観的にみれば幸いなことだったのだろうと思う。
以前からくまモンには感謝していたけれど，熊本に常に明るい風を運んでくれているくまモンには地震以降どれだけ感謝しても感謝し尽くせない気がしている。
そろそろ帰省してこなければ。
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