お花見

ピュアニーモ用ヘッド（フレッシュ）ホワイト：アイペイントドール
pureneemo head fresh, painted eyes doll

染井吉野桜記念公園の周辺にて。
ソメイヨシノ発祥の地なので，周辺には桜が多いし桜の里らしい公園が幾つもある。

桜の頃になると，
「今年はお花見に行きますか」とか「どこにお花見に行きますか」などという質問を見聞きする。

いつも思う。「お花見とは？」
桜の木の下に敷物を敷いて，お酒を飲んだり弁当を食べたりすることだろうか？
それとも桜が咲く名所などを散歩したりすることも含むのだろうか？
とある桜の名所で「花見禁止」という看板を見かけ，うーんと思ってしまった。
勿論見ること自体を禁止していないのは分かるが，どことなく釈然としない気がしないでもない…。

ところで，桜の木の下，あるいは桜が見える場所に敷物を敷いて飲食するお花見って，
みんな本当に毎年（あるいは頻繁に）するのだろうか？
私のそれっぽい経験は，生まれてこの方3回だけだ。

一番最近でも40年近く前。
その頃務めていた会社の同年代の人達と，京都競馬場で夜桜を見ながらだった。
お花見したいねって盛り上がって，勢いと流れで突然行くことになったことだけ記憶している。
桜のことは憶えていない。暗くてよく見えないなっと。

あとの2回は50年くらい前の子供の頃に家族と一緒に。
熊本駅近くの花岡山の山頂と，とても遠かった人吉城。
どちらも寒かったのと，母が作ったお弁当が美味しかったことを憶えている。
おかげで「お花見＝寒い」と紐付けられてしまったような。

特別な「お花見」は，私は別にいいかな。
近くに生えている桜の木の春夏秋冬を愛でて，それが楽しい。
今はソメイヨシノの里の近くに住んでいるから尚更かな。