くまモンと一緒に撮っておいて何だが,
お皿に乗っているお菓子は秋田のもろこし(諸越)。
子供の頃は,こういう落雁類を少しも美味しいと思わなかったが,
今は秋田のお店に行けば必ず買う。
ほんのちょっと甘いものが欲しい時に丁度良い。
小豆の粉のお菓子なので健康にも良さそう(頭悪い発言)。
味覚って年齢と共に大きく変わっていくと思う。
子供の頃食べられなかったものの大半が今は美味しい。
子供の頃,私は実に食べられないものが多かった。
特にダメなのが肉。
喉に引っかかるし,食感だけで吐きそうだった。
でも給食で毎日のように肉が出る。給食の時間はほぼ地獄だった。
食べることは生きること。給食が辛いと生きることも辛くなる。
私が小学生の頃はパワハラ全開時代だったので,
食べ終わるまでそこにいろとお皿ごと廊下に放り出され,
小学校1年2年の時は午後の授業は受けたことなかった。
しかし,食べられないものは廊下に出されたところで食べられない。
放課後になって先生に木刀で頭を叩かれ,ようやく放免された。
今ならあり得ないことだ。
大人になって肉も問題なく食べられるようになったが,
それは小学校の時に廊下に出されたからではない。自然とそうなった。
毎日授業を受ける権利も剥奪されて廊下に出され,
食べられないからと木刀で叩かれたことは全て無駄だったと思う。
私が学校を嫌いになることに大きく寄与しただけだ。
今の時代に小学生になりたかったかと聞かれれば,
やっぱり別なことで苦しみそうで,そうとも思えないのだが。
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古典的名著の1節だけを1日憶えて刻む。
じっさい、このいまいましい胃の腑より厚顔無恥なものはありますまい。いかに疲労困憊しておろうと、いかに悲しみを胸に抱いていようと、自分のことを忘れるでないぞと強引に迫ってきます。(ホメロス『オデュッセイア 上』松平千秋訳)
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