ピンキーストリート 第7期 PK019・ちか
20代の頃のこと。当時は大阪府に住んでいた。
大阪環状線の京橋駅の階段を下りていたときのことだった。
前を歩いている男性の後ろ姿を何気なく見ていた。
そして,彼のデイパックにぶらさがっている恐竜のストラップが目についた。
すごく可愛い!
階段を下り彼の背中を名残惜しみながら見送りつつ,
私も恐竜ストラップをさがそう!と決心した。
ほどなく見つけたのがこの恐竜だった。
まだ「恐竜=鳥」ではなかった頃のこと。
それから長い年月と数々の引越を経た恐竜。
すっかり貫禄が出た彼はいつもどこか満足そうに見える。
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古典的名著の1節だけを1日憶えて刻む。
なんとすべてのものはすみやかに消え失せてしまうことだろう。その体自体は宇宙の中に、それに関する記憶は永遠の中に。(マルクス・アウレーリウス著『自省録』神谷美恵子訳)
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