Licca-chan doll with Kumamon LD-16 (TAKARA TOMY)
両親が高齢につき,最近は年に2回帰省するようにしていた。
しかし,現在は両親が高齢につき帰省不可能!
今年中,あるいは来年も,帰省はできないだろう。
両親と生きて再び会うことが出来るのだろうか?
などと思うが,どうしようもない。
懐かしい熊本のあれこれも当分おあずけだ。
先日,母が熊本の味を送ってくれた。
熊本老舗製菓,お菓子の香梅の「五十四万石」。
数々の賞を受賞した上品なお菓子だ。
菓子の名は,肥後藩の石高,五十四万石に因んでいる。
「肥後五十四万石」の過去の栄光は,
今はどうだか知らないが,昔は熊本県民の誇りだった。
明治36年生まれの祖母が自慢そうに繰り返し教えてくれたので,
私は幼稚園の頃には既に「肥後五十四万石」を覚えていたほどだ。
ちなみに石高の順位(文久3年)は下記の通りで,肥後は6位。
尾張と紀伊は徳川三家。肥後は確かに大きな藩だったのだ。
- 加賀(金沢) 120万石 初代:前田利長(外様)
- 薩摩 (鹿児島) 72万8000石 初代:島津家久(外様)
- 陸奥 (仙台) 62万石 初代:伊達政宗(外様)
- 尾張 (名古屋) 61万9500石 初代:徳川義直(三家)
- 紀伊 (和歌山) 55万5000石 初代:徳川頼宣(三家)
- 肥後 (熊本) 54万石 初代:細川忠興(外様)
まぁそれはともかく,
熊本の誇りだった54万石という名を与えるだけあって,
このお菓子は上品で美味しくてお勧めなのである。
空港の出発ロビー待合室にある香梅ショップで手に入ると思う。
くまモンも久し振りの熊本の味に喜んでいる。
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