認知の地平線

Lil Fairy Vel (Cat Version) by Azone International
1/12Lil'Fairy(リルフェアリー)～猫の手も借りたい？～ / ヴェル

何度ブログに載せたか知らないけれど，リキュールマロン。
あまりにも美味しいし幸せなので，手に入ったときは撮らねばならぬ。

この緑色を見るだけで幸せになる。パブロフの犬かよ！？
次回入手できるのはいつになることか。

先頃ネットで「ともあらい（共洗い）」が話題になっていた。
理系出身者なら誰でも知っているであろうこの単語，
ずっと国語辞典に載っていなかったのだとか？
そしてこのほど『大辞泉』に記載されたのだと。

辞書アプリの新入学セールをやっていたので，
（辞書欲しかったし）買って調べてみたら，確かに載っていた。
なるほどなるほど，言葉で説明されたのは初めて見た。

私は「共洗い」という単語の認識に関して明確に記憶している。
大学に入学した時点ではその行為を指す言葉を知らず，
同じサークルの理学部化学科の先輩に尋ね教えてもらった。

疑いもせず，以降「共洗い」と言うようになったが，
15年ほど勤めていた化学分析の会社でも普通に通じたし，
まさか辞書にも載っていない言葉とは思っていなかった。

こういうことってあるんだなぁと思った次第。
辞書編纂者と無縁すぎたのだろうか？

誰しも自分という宇宙の中にあるものだけを認知し
その外，宇宙の地平線の向こうを見ることはできない。
知りたければ認知の地図を広げなければならないのだ。



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古典的名著の1節だけを1日憶えて刻む。

小さな草木や小鳥や蟻や蜘蛛や蜜蜂までがおのがつとめにいそしみ、それぞれ自己の分を果たして宇宙の秩序を形作っている（マルクス・アウレーリウス著『自省録』神谷美恵子訳）