- サイズ:胴径26×全長50mm
- 入手:文化祭
文化祭で買った瓶は与論島の砂だけではなかった。
もう一つ。この花の絵の瓶も同じ文化祭で買ったものだった。
与論島の砂とは別の教室で売っていた,やはり高校生のお姉様の手作り。
素朴な花の絵と青い花柄の布を可愛らしいと思って買ったのだった。
布は切りっぱなしで端の処理をしていないので少々ほつれてきているが,特に蓋を取って何かを入れることもなく買った時のままなので,それほど困っていない。
ただ,40年以上も経った今,絵の上のニスが剥がれ,絵の具もボロボロ落ちてきている。
絵が残っているうちに撮ることを思い付いて良かったと思う。
この絵を描いたお姉様は,おそらくこの瓶のことなど思い出すこともないだろうと思う。
でも物は未だ存在していて,あの日の空気を伝えている。
そう思うとちょっと不思議な気がする。
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