- 身長 30mm
- 入手 2005年11月30日
- 出身 那覇市
- 材料 硝子
沖縄土産にいただいたフクロウ。琉球ガラスのタンブラー&水差しセットを持っていたので,ひび割れのような模様や踊るような気泡を見て,風合いから一目で琉球ガラスだと思った。
亜熱帯の空や海,花々などを思い起こさせる鮮やかな色合いが美しい。
入っていた紙袋の「RURIAN」の文字から,那覇空港の琉球ガラス専門店「るりあん」からやってきた子だとわかった。
琉球ガラスは沖縄で最も新しい伝統工芸品だそうで,歴史は100年ほど。ことに有名になったのは戦後,米軍向けに作り始めてかららしい。
米兵が捨てたコーラの空き瓶などの再生ガラスが始まりで,本来なら不良品とされる気泡を特徴として活かし,製品化したそうだ。手吹きで作られるため色も形も一つ一つ微妙に違うそうで,それがまた楽しい。
このフクロウには,透明部分に蛍光塗料の粒が入っており,夜,照明を消すと微妙に光る。横向き姿が愛嬌だが,ちょっとペンギンみたい?
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