昨日で終わりだったが，肥後細川庭園で行われていた「ひごあかり」に行ってきた。
熊本出身の文京区民としては是非行かねばという行事だったので足を運んだのだが，
予想以上に素晴らしく，満足度が高いイベントだった。
11月23日～12月2日の短い期間限定というのがもったいないと思えた。
日本庭園のヤマモミジ・エノキ・ハゼ及び松の雪吊りを約140灯のLEDでライトアップ。
大変美しく幻想的な雰囲気で，
訪れる人はそれほど多くないので，街のイルミネーションよりずっと静かに楽しめた。
園路沿いを彩る熊本の「竹あかり」。
熊本市では毎秋に熊本城周辺で「みずあかり」というお祭りを行い，
美しく細工された竹灯籠に約5万個の蝋燭が灯る。
熊本の資源と技術を集めた「みずあかり」は，
それはそれは本当に，とても美しく熊本らしいお祭りなのだ。
「竹あかり」はその時に飾られる竹灯籠と同じもので，
まるで熊本に帰ったかのような気持ちにさせられた。
暗くてお人形なんか撮れないのではと思ったが，意外と手持ちで何とかなった。
熊本で生まれ育った私にはとても見慣れた細川家の九曜の家紋。
こういうもの一つ一つに懐かしさを感じるのは，故郷を出てしまったからなのだろう。
この日は風がなかったので，池が見事な水鏡になってくれた。
庭園を一回りすると，
熊本復興支援コーナーになっている広場が見えてきた。
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