- 身長 19mm,19mm
- 入手 1999年8月
- 出身 道の駅“ゆうひパーク三隅”,島根県浜田市
- 材料 木
随分以前のことだが,京都に住んでいた。その頃の私はまだ若くて元気でだったので,よく自家用車で熊本へ帰省していた。当時は車の運転も好きだったし,片道800kmに及ぶ移動を楽しんだものだった。
その年の夏の帰省の帰り道は,山陰地方ののんびりした静かな風景を楽しみながら熊本から京都へ向かって走っていた。
国道9号線を使って東へ向かう道すがら。浜田市の西にある道の駅“ゆうひパーク三隅”に立ち寄って休憩をし,何となく店を覗いているうちに見つけたのが,このフクロウのクリップだった。白砂婦人会の手作りという説明書きがあり,他に毛糸で編んだ皿洗い用タワシなど数点の手作り製品が並んでいた。
木製の手作りフクロウが,ペイントしたクリップにくっつけられている。目の周りの色が違うタイプが数種類,茶色,黄緑,肌色などがあった。
これらは長年,収納用ワイヤーシェルフに目隠し布をくっつけるために使っている。実用的なフクロウグッズだ。
ところで,これを買った道の駅のすぐ西側には“ゆうひパーク浜田”という似た名前の道の駅があった。この辺り一帯は夕陽が綺麗に見える道で,“ゆうひライン石見”と呼ぶらしい。道の駅には,年間を通じて夕陽が見える時間帯を示す“夕映え見ごろ時間帯”というグラフの立て札が立っていた。
石見(いわみ)には,石見銀山や石見畳ヶ浦など興味深い観光地があって帰省の往復でたまに立ち寄っていた。個性的な観光地なのにどこへ行っても混雑とは無縁。ゆっくり観光できるし,石見あたりはけっこうお勧め観光スポットではないだろうか。
道の駅があった島根県那賀郡(なかぐん)三隅町(みすみちょう)は,2005年に浜田市・旭町・金城町・弥栄村と合併し,現在は浜田市になっている。
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