2018年11月27日火曜日

ぷちサンプル はいから大正ロマン邸 (2)

Re-Ment Petit Sample Series Taisho Roman Miniature figure.
 
はいから大正ロマン邸の後半4箱の紹介。
 
 
5. 電話を待ちながら
 
 
フルーツサンド。サンドイッチの箱がなかなか格調高い。
如何にもどこかの百貨店から買ってきた高級品って感じだ。
 
 
サンドイッチと一緒に頂く珈琲かしら?
 
 
ちゃんと受話器を取ることができる電話機。
ダイヤル部分がちょっと残念。自分で書くべき?
こういうお洒落な電話機,小学生の頃憧れたなぁ。
いきなり鳴り始める電話機のベルって,とても不思議で魅惑的なものだった。
 
 
切って作るのは,サンドイッチのランチョンマットに使うレースの敷物。
 
 
 
6. 自慢のコレクション
 
 
猫脚チェスト。扉の開閉も良好で申し分ない出来。
 
 
キャンドル。蝋の透明度や炎の輝きなど頑張った仕上がりだと思う。
 
 
パイプと煙草の箱。パイプに穴があいていたら良かったのに…って望みすぎだね。
煙草の煙は嫌いだけど,確かに品物は絵になるよねと思う。
 
 
切って作るのは絵葉書。欧州の風景って感じね。
 
 
 
7. 三ツ星シェフの十八番
 
 
硝子のピッチャーとグラス。
琉球硝子みたいな質感も色も素敵。これはかなり気に入った。
 
 
海老フライ。相変わらずソースの質感がすごい。
付け合わせのレタスはイマイチだが,檸檬が本物っぽくて感心!
 
 
プリン。
きちんと蒸して作ったカスタードプリンって感じで美味しそうだ。
 
 
スプーンとフォーク,それからソース。
ソースの瓶がやたらリアルだと思う。
 
 
切って作るのはランチョンマット。
 
 
 
8. 優雅なひとときに乾杯
 
 
レコードとレコードプレイヤー。
レコードはケースに入れたりプレイヤーで音楽をかけたりできる。
プレイヤーは蓋の開閉ができる。
 
 
大正美人の肖像画。
 
 
『日本名著全集 二〇巻』八酉勇治郎
私が知らないだけで実在する作家なのだろうかと思わずググってしまった。
文章もきちんと読めるのだ。
麹町の停車場で降り,「リーメン都」なるカフェーへ向かい,
そこで学生時代の友人の鈴木という男に会う。
約束の時間に遅れてしまった主人公は言い訳を考えつつカフェーのドアをくぐる。
続きが気になるではないか!
 
 
ビール!
音楽を聴きながら絵画を鑑賞したり本を読んだりビールを飲んだり。
まったくもって「優雅なひとときに乾杯」だ。
 
 
切って作るのはレコードのチラシと蔵書票。
蔵書票(書票)は,本の持ち主を示すために本の見返しに貼りつける紙片だが,
確かに美しくて雰囲気があるものが多い。
でもこれは欧州の文化で,日本では書票より蔵書印を使うよね。
中学生の頃,とある友人から借りる本にいつも蔵書印が押してあって,
何だか格好良くて羨ましかった。
ちなみに「Exlibris」は「誰々の蔵書から」という意味のラテン語で,
英語だと「Bookplate」と呼ぶそうだ。
本が貴重品だった時代の習慣。
今のようにくだらない本が満ちあふれる時代には忘れ去られた文化かな。
 
 
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