2024年6月20日木曜日

店先のこけし

こけし kokeshi dolls

神保町を歩いていたら,古本屋(澤口書店さん)の店先でこけしが売られていた。


こけしには「伝統こけし」と「お土産こけし」がある。
どちらも東北地方の温泉土産として江戸時代から作り始められたものだが,
価値があるとされるのは伝統こけし。
伝統こけしは東北6県を主な産地とし,10系統ある。

この箱の中のこけしを1つ1つ出して見てみたが,
みんな伝統こけしだったのではないだろうか。
鳴子のこけしもあって,高くても500円程度。

どの子も長く愛された玩具独特のオーラが感じられ,
きっと,どこかの家で長い間飾られ愛でられてきたのであろうと思われた。

うちには飾る場所もないので連れ帰ることはできなかったが,
この子たちに良いご縁があるといいなぁと思ったのだった。

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