サラリとスルー

ジェニー フレンドドール F1 フランソワ
Jenny Friend Doll F1 / François (Takara)

5月のすがも桜並木通り。

背景はJR巣鴨駅。

10年くらい前は「おばあちゃんの原宿」とか言われていたのに，
何かすっかり観光地になってしまった巣鴨地蔵通り商店街。
微妙に買い物する機会が多くて来ることが多い。

最近ニュースとか見聞きすると「めんどくさい世の中だなー」と思うことが多い。
○○ハラとかいうやつが多すぎて，私には何が何のハラスメントに属するのかサッパリ分からない。
確かにマジそれはダメでしょと思う○○ハラも当然あるが，正直言ってそれハラスメント？と思うこともある。
言った者勝ちで何でもハラスメントになってしまうのだったらディストピアではないか。

「配慮が足りない」ってのも，行きすぎると身動きが取れなくなるのではとの疑問が湧いてくる。
全人類に配慮して生きるのは不可能では。

詰まるところ，現代社会って文句を言うのが簡単になりすぎて，
スルー力が低下してきているのではという気がしてきた。
誰もが全ての人に配慮して誰一人不快にさせることなく生きるのは無理だろう。
「ある程度の」（という程度の問題がおそらく重要）
不快や不都合をサラリとしなやかに回避できるスキルは人間として必須なのではないか。

スルーできない人への配慮が足りないと言われそう。
でも配慮が足りないと言われて傷ついた人への配慮は？
配慮地獄。地獄はやっぱ好みじゃないな。