2024年6月12日水曜日

阿蘇五岳と北里

1/12 Lil` Fairy -Fairies Holiday- / Vel
1/12Lil'Fairy(リルフェアリー)~妖精たちの休日~/ヴェル

今回の帰省は父の米寿祝いの家族旅行だった。
高校生以降,私は家族旅行といえばパスしていたので両親&妹たちと旅行なんて45年ぶりくらい!?

そんな旅のお供にするお人形は誰にしようか? ←まずそれを考える私。
「休日」を楽しんでいる姿で作られた,このヴェルちゃんが良い。すぐに決まった。
(ちなみにヴェルちゃん,旅行の最初から最後まで妹たちにリカちゃんと呼ばれていた…。)


まずはミルクロード沿いにある「かぶと岩展望所」から阿蘇五岳を一望。

ミルクロードとは熊本県道339号北外輪山大津線の通称だが,何故そう呼ばれるのかは分からない。
別に沿道でホルスタインを見掛けるわけでもない。そもそも阿蘇にいるのは肉用のあか牛だ。
名前の謎はともかく,ミルクロードはどんな季節であろうと絶景につぐ絶景の素晴らしい道だと思う。


阿蘇五岳,根子岳・高岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳は,
その連なった山並みが,まるで横になったお釈迦様のように見える。
熊本県民はその姿を「寝仏」「阿蘇の涅槃像」「寝観音」などと呼んで親しんでいる。
阿蘇五岳のこの姿は,熊本で始まった私たち家族にはテンションが上がる風景だった。

涅槃像の頭に当たる根子岳は,元はツンツンと尖った特徴的な険しい山だった。
けれど熊本地震で峯が崩れ,すっかり穏やかな印象に様変わりしてしまった。
おかげで涅槃像は,悟りを開いて穏やかな仏様っぽい印象に近づいたようだ。
人の一生も移り変わってゆくが,山の風景も変わるのだなと感慨深く思ったのだった。

展望所の売店で,みんなでジェラートを食べた。


500円となかなかのお値段だった。
大変美味しかったのだが,すごいボリュームだった。
米寿を迎える父を筆頭に誰一人若くない家族なので,食べるのがマジ大変。
世の中のスイーツよ,お願いだからもう少し小さく!


変わった小物がいっぱい並んだ店で,思わず色々欲しかったが我慢した。
ドールサイズのカッコイイ自転車模型が並んでいてめちゃ気になった。
何故撮らなかった?>私!



北里駅跡公園。駅にピントが合っていた><
熊本県北部まで走り,偶然通りかかって寄ったエモい廃駅。

旧国鉄宮原線の北里駅。
宮原線は,大分県玖珠郡九重町の恵良駅ー熊本県阿蘇郡小国町の肥後小国駅を結んでいた線路で,
1984年に廃止されている。




「北里」といえば北里柴三郎だが,このすぐ近くに生家がある。
下は2002年8月撮影の北里柴三郎の生家。
今回は寄っている暇も余裕もなかったが,この駅を見られて大満足だった。


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