ブリリアントドールミニョン:カスタム
Brilliant Doll Mignon from 100-yen shop Seria : customized
昨年秋に訪れた時は周辺道路工事中で立ち入り禁止で見られず。
工事は12月末までと書いてあったのでリベンジのため2月に訪れたが,まだ工事中><
予算とかあるだろうし幾ら何でも年度内には工事は終わるだろう。
そう考え,三度目の正直で訪れたのは4月末。
やっと一等水準点「交無号」と対面することができた。
アップにしたところで面白い物でもないのだが,せっかくなので。
日本の高さの出発点である交無号。
明治24年(1891年)に「霊岸島新点・交無号」として設置され,
ここからの測量で国会議事堂前の日本水準点原点の標高が決定された。
「交無」の名も,水準測量の始まりであることを意味している。
水準路線が交差する点を意味する「交」と始まりを意味する「0」=「無号」の組み合わせ。
交無号は平成18年(2006年)に現在の場所に移転しており,
標石は昭和5年に作られたもの。
材質は小豆島産の花崗岩とのことだ。
春ということで交無号は花に囲まれ綺麗だった。
そして,交無号のすぐ近くにあるのが霊岸島検潮所・量水標跡。
何と!何と!工事中で入れなかった><!!
こんなものを見たくて何度も足を運んでいる人がいるとか
工事関係者は夢にも思っていないと思うけれど><
霊岸島水位観測所は明治6年に設置された。
そして,明治6年6月〜明治12年12月,
4ヶ月の欠測を除く6年3ヶ月の満潮位・干潮位の平均値が
東京湾平均海面の基準として定められた。
そして,その後の平均海面データ全国統一の際に基準として選ばれた。
やがて東京湾の埋め立てなど水準原点として理想的とは言えなくなり,
現在では基礎データの観測のみが行われ,歴史的モニュメントとなっている。
穏やかな隅田川を水上バスが通っていく。
長閑な春の午後だった。
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