Hina dolls
私の帰省は常に実家の片付けを兼ねている。
両親は年を取って,もう天袋の物を出し入れすることができない。
お雛様たちも,そこで埃にまみれて長い間放置されていた。
天袋はすっかり片付け,
お雛様は箱を含めて綺麗に掃除し,生活圏に収納しなおし。
帰省の最終日,庭のウッドデッキに新聞紙を敷いて,
そこで柔らかい筆を使ってお雛様達を掃除し,
新しい布に包んで箱に収めた。
今回は屏風以外の小道具は出さなかったが,
今度はきっと出してあげよう。
みんな,立派な箱に入っている。
また会おうね,と思いながら一人一人大切に包む。
全員が綺麗に入る箱に収められていた。
おそらく母が色々工夫して,丁度良い箱を捜してお雛様用にしたのだろう。
箱の蓋の縁にピンクのテープが巻いてあって,雛祭りらしい雰囲気だった。
母はこんなところにも拘って気を配っていてくれたのかと,改めて思った。
みんな,おやすみ。またね。
お雛様は,いつも遊んでいるお人形と一緒に飾るもの。
子どもの頃,母はそう言って,
私達が遊んでいたお人形やぬいぐるみを,一緒に飾った。
なので,今回はくまモンリカちゃんと高木さんに並んでもらったのだった。
下は初節句の時のお雛様。
桃と橘はもう残っていない。
桃と橘はもう残っていない。
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