停滞は悪なのか？

PK019 Chika, Pinky:st.
ピンキーストリート 第7期 PK019・ちか

3月。今年も1/6が終わってしまった。
新年が始まったとき，今年は何をやろうと思っただろうか。

私はテレビは持っていないし，ネットの動画も見ない。
目が独占されて他のことができなくなるのが嫌いだから。
アニメは好きなので，サブスクで見たい作品だけ見る。

目が独占されるのは嫌いだが，耳だけのメディアはよく使う。
ポッドキャストやVoicyやネットラジオなど，
最近の情報は家事などこなしながら音声で。
皿洗いだの野菜を刻むだのしている間，暇な耳に働いてもらうのだ。
すると「私はつまらない無駄な時間を過ごしている」という想いから解放され，
少しは肯定的な気持ちで家事に向き合うことができる。
家事のような雑用を私はクリエイティブに捉えていなくて，
もっと高度に脳を使わなければと焦っているのだ。


だが，何故そこまで頑張って日々情報収集し，
知識を増やそうとしなければならないのだろうとも思う。
その情報も知識も何一つ活用できていないし，
聞いたそばから忘れているではないか？
音楽を聞いたりして人生を楽しみリラックスした方がよくない？

常に努力し毎日一歩前に進み自分をアップデートする。
まぁたぶん，おそらく，良いことだろう。
それを止めたら，ただ老いていくだけになってしまう。
老いを拒みたいなら良いことだろう…。
老いるのは自然の摂理だから，
それを防止する努力はエントロピー増大に逆らうことに等しく，
逆らうのだから疲れて当然なのだろうと思う。

それにしても大して身になっていないのに疲れた気持ちになるのは
方向が間違っていたり無駄が多すぎたりなのだと思うが，
問題点も解決策も，探し出すのは難題だ。
そもそも理想も目的も不明確な頑張りなんて，
単なるジタバタあがき。

まず，停滞は悪と思ってしまう気の小ささからの脱却が必要かも。