2021年1月3日日曜日

OWL (53) 納沙布岬(木)


 ある秋の日,埼玉県のO氏から,彼の田圃で実った新米と一緒に送られてきた。

 木製で,マグネットがついている裏側に「ねむろ納沙布岬」というシールが貼ってあった。入っていた小さな紙袋には「ノサップ岬レストハウス請望苑」の文字とエトピリカ。

 エトピリカといえば,北海道を代表する?鳥だ。
 昔,日本の空を飛んでいたJALの飛行機,MD-11(JA8580)にエトピリカの愛称がつけられていたことを思い出す。JALのMD-11は「J-Bird」と呼ばれていて,10機各々に絶滅の危険がある野鳥の名前が冠され,機体にはその鳥の絵が描かれていた。
 エトは「クチバシ」,ピリカは「美しい」という意味のアイヌ語で,エトピリカは根室半島と周辺の島々で繁殖しているそうだ。


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