OWL (8) アルバ（マグネット）

• 身長　33mm
• 入手　1998年2月27日
• 出身　オランヘスタード（オラニエスタッド）
• 材料　木

　1998年2月，オランダ自治領アルバ。
　アルバは西インド諸島の南端，小アンティル諸島を構成する美しいリゾートの島だ。近くのボネール島・キュラソー島と合わせて「ABC諸島」と呼ばれる。
　リゾートをしに行ったわけではなく，例によって皆既日蝕を見るための旅だった。日本人は日蝕を見に来た我々だけで，観光客はほぼ北米からの恰幅の良い白人富裕層。とても治安が良い場所だった。日本から来たと言うとホテルのカフェでウエイターをしていたフィリピン人男性が「（フィリピンと）近い！」と，とても嬉しそうにしたことが印象深かった。フィリピンと日本ってぜんぜん近くないと思うのだが，そう思うほどアジアからの客が少ないのだろう。

　滞在最後の１時間に，首都オランヘスタードの海岸沿いに建ち並ぶ安い土産物を売る露店の中のひとつでこの子たちを見つけ，“Aruba”のサインが入っていたので連れてきた。いまいちフクロウらしくない気がするが，多分フクロウだと思う。
　魔よけ風。くっついている赤い玉は帽子だろうか？

　アルバに着いた当初から可愛いフクロウを探し回っていたが，アルバではインコやフラミンゴ，イグアナがマスコットの代表らしく，フクロウは見かけなかった。出発の直前まで連れて帰るフクロウに出会わずに捜しまわっていたのだった。

　この他にキーホルダーになっているものもあり，フクロウだったので思わずそれも買ったのだったが，甥と姪へのお土産にあげてしまった。写真を撮っておけば良かったな。

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