2018年5月30日の山口市日帰り観光シリーズ,第3回。
山口線山口駅。
地方交通線(幹線ではない路線)上に存在する唯一の県の代表駅ということで,
到着前からちょっと期待していた。
県庁や市役所の最寄り駅,山口市街地への玄関口となる駅でありながら,
山口県で交通の要となっている駅は新山口駅,旧小郡駅なのだ。
期待に違わぬ良い感じの古風な駅で
まずたっぷりと山口駅の観光をしてしまった。
乗車人員の1日平均人数は,この10年ずっと1700人以下。
とても静かな駅だ。
こんな静かな風景は、東京都心では絶対に見られない。
福岡でさえ見られなかった。
頭の中が休まって静かに落ち着いていくようだ。
山口駅には「自動改札」なんて忙しいものは存在しない。
昔ながらの駅員さんが対応してくれる改札だ。
人がやるのが良いか悪いかはともかくとして
「忙しくない」という点において,とても安らかな気がした。
古風なベンチが駅の雰囲気をもり立てているし,
多すぎない看板はアクセントになっている。
名残惜しかったがいつまでも駅のホームにいるわけにもいかない。
改札を出ると,これまた古風な待合室。
温かみのある木製ベンチが素敵だ。
ローカルな雰囲気が漂い,
写真や木彫りのSLやまぐち?が飾られていた。
駅の外へ出ると,丸いお雛様みたいな人形が飾られていた。
山口の民芸品で「大内人形」という人形らしい。
初めて見たよ。
大内人形を眺めるリカちゃん。
駅が素敵すぎて名残惜しかったが山口観光に出発。
出発前に駅の観光案内所で観光ルートを教えてもらい,
お勧めに従って歩いてみることにした。
お食事場所のお勧めもしてくれて,とても良い案内だった。

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