2019年3月15日金曜日

復刻版初代リカと「西の京」山口を半日観光 (11)

At Yamaguchi city with a first Licca doll (Liccachan Castle).
2018年5月30日の山口市日帰り観光シリーズ,第11回。

瑠璃光寺の本殿を見学し,更に香山公園の奥へ向かう。
ガン・ボケ封じの水掛け地蔵さまがいらっしゃった。


大内氏の第24代当主,大内弘世(おおうちひろよ/在位1352-1380)公の騎馬像。
Wikipediaには大内弘世は第9代当主と書かれていて,
数え方が違うようで,こういう分野に明るくない私は分からない。
平安時代に大内を名乗る以前,多々良姓だった頃から数えると24代ってことだろうか?
とにかく大内家の繁栄を固め,京に模した街作りを始めた人物とのことだ。


毛利家の墓所である香山墓地の前のうぐいす張りの石畳
手を叩いたり強く足踏みをしたりすると,音が返ってくる。
私には「にゃっ!にゃっ!」って返ってくるように聞こえて楽しかったので
何度もここで手を叩いて遊んでしまった。
人為的に造られたものではなく,
前方の石垣や石段に反響して美しい音が鳴っているらしい。


大内氏の滅亡後に山口を治めた毛利家の初代,
毛利元就の菩提寺である洞春寺(とうしゅんじ)を通り,
香山公園を出た。



山口駅の観光案内所でパークロードを歩くことをお勧めされたので,
このあとはパークロードを歩いてサビエル記念聖堂を目指す感じで,
何となく緩く歩いた。
県境でもないのに山口県ってわざわざ教えてくれる碑が謎。


途中で県庁前を通った。
国の重要文化財になっている山口県政資料館の建物が美しい。
1913年(大正2年)~1916年(大正5年)に建てられた建物で,
大正建築の特徴をよく表しているとのこと。
残念ながら中を見学する時間はなかった。


県庁を囲むお堀の噴水が何だか昭和レトロっぽい。


さて,これが観光案内所お勧めのパークロード(の歩道)だ。
確かに綺麗。
日本道路百選に選ばれているそうだ。


パークロード脇にある公園のベンチ。
苔むしていて座る気になれないのだが…廃墟的美しさが半端ない。


パークロードでもほとんど歩いている人は見かけなかった。
ちなみに車もあんまり走っていなかった。
ただひたすら静かで美しい街だった。

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