上野の不忍池のほとりにある,台東区立 下町風俗資料館。
博物館と呼ぶには小さな建物で気軽に見学できそうだと,以前から気になっていた。
何かの機会にちょっと入ってみようかと。
でも機会というものは,自分で作らない限り自動的にやってきたりしないのだ。
先日突然思い立って,行ってみた。
観覧料300円。
見学しているのは修学旅行生など観光客数人程度。
江戸の風情を留める大正時代の下町が再現されている。
まず,エントランスに続く通りに面した花緒の製造卸問屋を見学。
作業場と帳場が並ぶ当時の商家の典型的な間取りで,
「出桁(だしげた)造り」と言うそうだ。
大店と向かい合う長屋の軒先には懐かしい竈とお釜に墨入れ。
裏店の長屋,駄菓子屋を営む母娘が住む家の住居部分。
駄菓子屋部分。
店先に並ぶ細々とした玩具たち。
知恵の輪におはじきにけん玉。
子供の頃,こういう玩具を売る店はまだ存在していて買いに行ったので懐かしい。
駄菓子売り場の前の壁には生活用品なども置かれていた。
駄菓子屋の奥,長屋のもう1件は,銅壺(どうこ)屋の職人一家が住む家。
銅壺(どうこ)というのは,火鉢の中に置いて湯を沸かす銅板で作った壺のこと。
この家の店部分は作業スペースになっていて,火の神様が祀られていた。
家の中には靴を脱いで上がることもできる。rurukoさんは靴履いたままだけどw
大店のある大通りから見た長屋の店先方面。
小径を挟んで駄菓子屋の向かいに干してあった和服の布。
糊をつけて,張り板に貼り付けてピンと乾かすのだ。
幼少の頃,祖母の家に行くと,たまにこういう光景を見かけた。

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