2022年10月29日土曜日

オレンジの瞳に

ブリリアントドールミニョン:カスタム
Brilliant Doll Mignon from 100-yen shop Seria : customized

夏の日のなつみちゃん。


春に帰省したときに,母の端布箱から少しばかり布をもらってきた。
小さな人形の服ならほんの少しの布があれば十分だ。

この布はなつみちゃんの服に良さそうだと思って確保した。
案の定,オレンジの瞳によく似合ってくれた。


母は若い頃からよく手芸や洋裁をやっていたものだが,
今では手に力が入らず目もよく見えない。
それでも刺し子を少しずつやったりしているが,
ほとんどのことができなくなったので,手芸用品もかなり処分した。

帰省する度に,そうやって,もう使わなくなった物の処分をしている。
母はパンを焼くのが好きだったが,今では日常の家事だけで精一杯。
パンを焼いて楽しむ体力がないため,ホームベーカリーも処分した。
母が焼くパンは独創的で美味しかったのに。処分を勧告しつつ悲しかった。

何だって,できるうちにやっておかないと。
例え生きていたとしても,諦めざるを得ない日が来る。

やりたいことはさっさとやろう。

このエントリーをはてなブックマークに追加

2 件のコメント:

  1. doll-modeler32022/10/29 19:15:00

    こんばんは、お邪魔致します。
    なつみさんの衣装、良くお似合いで素敵ですョ。色合いが良いのもGoodですが、裁縫も良く出来ていて羨ましいです。このサイズの衣装は縫製が大変ですね。私は先日100均の7cm可動ボディーのTシャツ作りで懲りました。(笑)

    私にも年老いて衰えた父母が居て、YukiSnowy様のお母さま同様、出来なくなった事が多くなりました。確かに、もう使えなくなってしまった物は処分していった方が効率出来ですが、本人に「出来なくなったのだ」という事実を突きつけるようで切なく・・・あるいは、私自身が親のその状況を受け止めるのが悲しすぎて、そのまま放置してあります。

    そして、そのうち自分にも同様の事が起きます。プラモ作ったりドールの顔を描く事も、あと10年位しか出来ないのでは?と考えてしまいます。 人間は儚いですね。

    返信削除
    返信
    1. doll-modeler3 様 こんばんは。
      100均の可動ボディは私も一度使ってみたいと思っていますが,常に売り切れでなかなか出会えません。
      東京都心は100均グッズを入手するには条件が良く無さそうです。

      doll-modeler3 様は私と同年代ですから,当然ご両親も割合に近い年齢になりますよね。
      高齢者の生活も状態も人それぞれで,同年齢だからといってもあまり参考になりませんし,悩みが尽きませんね。私の両親の場合は広い家で60年も暮らしているので物が多すぎで,減らさないと日々家の中で物を探すことに明け暮れてしまうので,断捨離は必須という感じです。
      でも減らしたからこそ新しい物を購入することもできるので,先日の帰省では,母の新しいミシンの説明を一緒に聞いてあげたりしました。少しでも長く好きなことを楽しんで生きていけるように手伝いたいと思います。
      自分自身も,今できる好きなことを精一杯やって後悔しないように生きていきたいものです。

      削除