三菱一号館 歴史資料室
Mitsubishi Ichigokan Museum, Tokyo
Mitsubishi Ichigokan Museum, Tokyo
建物そのものが美術館といった感じの三菱一号館美術館。
外観も素敵だが,館内の造りも美しい。
特に階段周りが好きで,毎回あらゆる角度から眺める。
外光を取り入れる格子状の鉄骨階段。
ガス灯照明だった明治時代,ガスの供給がない昼間の採光のための設計らしい。
小さいものや人形の写真を載せるブログなので,彫像写真を。
階段横に座るのは,この建物を設計したジョサイア・コンドル氏(1852-1920)。
彼は自分が設計した美しい建物の静かな場所に永遠に座っているのだ。
無料で見学できる歴史資料室があったので入ってみた。
この部屋は,三菱一号館当時の執務室の雰囲気が再現されている。
小さいものや人形の写真を載せるブログなので,ドールハウスの写真を。
建物の基本構造がわかる建築断面つきだ。
竣工当時(明治27年/1894年)の旧三菱一号館が1/40で再現されている。
銀行で働く人とお客様の様子は当時の資料を基に作り込まれ,生き生きとしている。
2階の回廊には,当時壁に掛けてあった岩崎彌太郎ゆかり「おかめの面」もかかっている。
光が当たったり自分が映り込んだりで上手く写真に撮れなかった。
こちらは現在の中庭方面。
何の樽を運んでいるの?
このリアカーのおじさんがリアルすぎてテンションが上がった。
執務室奥の棚の中で眠る当時の時計。
大急ぎで見たので,またゆっくり来ないと。
でも東京って見に行かなくちゃいけないところが多すぎて。

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