2024年10月8日火曜日

読書感想文は嫌い

パレットF<NO.09521>
Licca's Friend Doll / Palette F (Liccachan Castle)


とうとう夏は終わってくれたのだろうか。
写真は9月上旬の秋葉原。

うちのパレットFには「F」で始まる固有名がついていて,
この子はフェリーシア (Felicia)。

小学校低学年の頃に自作した絵本の主人公がフェリーシアという名だった。
尾が長い紫色の鳥に乗って地球一周旅行をする宇宙から来た少女の話だった。
マッターホルンとかレマン湖とか知らない地名を適当に書いて勝手にうっとりしていた。
自分でお話を作って絵を描いて作った本だったけど,捨てちゃったのかなぁ?



小学校低学年で自作絵本を作って遊んでいたくらいなので,
幼少の頃から書くことは好きだった。
文章を書くことは苦にならないし,読むことも苦にならない。
大学入試の時は小論文の通信教育を受講していたが,
毎月凄い勢いで課題を終えて,賞も度々もらっていた。
別に入試で小論文は要らないのに楽しいから受講していた感じ。
(今となっては親にごめんなさいだ。)


書くのは好きだから,多くの場合は書くことは次々と浮かんでくる。
しかしそれでも,「読書感想文」だけは嫌いだったことを思い出す。
強制されて学校に提出するために感想文を書くということに忌諱感があった。
読書の感想という自分の内面の機微に大きく関わることは,
自分の後学のために他人に見せぬ日記などに自由に書いて,
自分の内面に留めておきたかったのだと思う。

そして他人の読書感想文を読んで感銘を受けることもなかった。
読書感想文というのは書かせるための手軽な方法だったのだろうとは思うが,
あまりにもデリカシーが無い課題だと思う。

もう学校に行ってそんなことを強制されずに済むってありがたいな。
でも勉強さえしていれば良い身分は最高だったな。
学校に通う生活は二度とごめんだけど,それだけは羨ましい。

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