2024年10月25日金曜日

朱月さん@伊豆大島

CAPSULE DOLL VOL.2
カプセルドール VOL.2 朱

命懸けのような気分だった三原山お鉢巡りを終えてホテルの部屋。
カルデラの縁にあり,三原山の遊歩道が始まる場所にある大島温泉ホテルを予約していた。
今歩いてきた山の姿が,部屋の窓からよく見える。
山は既に雲に覆われていて,散策できて本当に良かったと胸をなで下ろした。


マジ疲れ果てていたので,まず温泉で汗を流す。
そしてお茶を入れ,部屋にあったお菓子を食べる。
「あしたばサンド」。
どのあたりが明日葉の味なのか分からなかったが,美味しかった。


そして大島温泉ホテルの夕食。
鯛のしゃぶしゃぶコースだったが,全て美味しくいただいた。
すごい運動量だったのに昼食はレーションとナッツだけだったので,
常日頃は小食な私だが,問題なく残さず食べた。



翌日はホテルの送迎バスで元町港へ行き,
そこから路線バスに乗って「地層大切断面」を見に行った。


「バウムクーヘン」の愛称を持つ壮大な地層断面で,地層しかない場所だがバス停がある。
バス停はバウムクーヘンになっていて,食べるためのフォークもついているお茶目さだ。


バスを降りて20分ほど地層を見たり写真を撮ったりしていると,反対行きのバスがやってくる。
ここはレンタカーでもないと行けないのかと思っていたが,路線バスで見学できてありがたい。

行きのバスで,大島椿製油所の前にバス停があることに気がついたので,
帰りは大島椿製油所がある「元町南口」バス停で下車し,寄ってみた。
バスに乗ると風景に目が行って,思わぬ発見ができて良いものだ。

ちなみにバスの運賃は現金支払いだった。
出発する前に両替機を使おうとしたら,運転手さんに「今は使えませんよ」と言われたが,
乗客のおばちゃん(←でも私より若いかも)が,
小銭いっぱい持ってるからってわざわざ交換しに来てくれた。
そういえば昔は熊本市電もこうだったなーと,懐かしく思い出したのだった。


製油所の方はとても気さくに色々と話をしてくれて,
大島のことも大島椿のことも理解が深まった。
寄ってみて本当に良かった。

大島産の椿油だけをつかった大島限定の製品を幾つか購入し,
ついでにめっちゃお勧めだった大島牛乳のバターを使ったフィナンシェも購入。


製油所を出たところで良い感じの時間になったので,
元町港横の観光案内所の人に教えてもらったお寿司屋さんを目指した。
大島の郷土料理「べっこうずし」を食べておこうと思ったのだった。


べっこうずしはタレが魚に染みこんでいるので,そのまま食べる。
気になって注文してしまった明日葉の天麩羅が殊の外美味しかった。

元町港からすぐの「寿し光」さん。
窓から港の風景が見える。
人気店らしく,お昼時はひっきりなしにお客さんがやってきた。
街中で観光客などほとんど見掛けなかったのに,みんなどこで何していたの?

お店の人の忙しさは見ている方が疲れるほどだったが,
みんなすごく愛想良く親切で,一人一人のお客さんに気を配っていた。
とても良いお店だった。
お店の前のゴジラ像が目印だ。


伊豆大島ってゴジラの島だったのね。知らなかった。
ゴジラに見える溶岩があるからかと思っていたけれど,
映画のゴジラで,ゴジラが三原山に誘導された過去があるようだ。
たぶん見たけれど忘れていた。
九州の子にとって,東京も三原山も遠すぎてイメージが湧かなかったのだと思う。

それにしても朱月さんがここまで活躍してくれるとは!
残りの写真は大島で見掛けた面白い物や可愛い物。
そして買ってきたお土産(自分用の)など。

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