Kasumi doll at Nanatsugama, Karatsu, Saga, Japan.
2017年8月11日。
七ツ釜展望台付近の岩場に,小さな小さな多肉植物が生えていた。
ただ撮ってもスケールが分からないので,かすみドールさんの出番。
乙姫大明神さんが佇む足元の岩場あたりだった。
日本海を台風20号が進みゆく今朝。
風の音で眠れない夜を過ごし,夢を見ながら色々考えていた。
私の夢はいつもとてもリアル。色も感触も匂いも現実と区別ができないほど。
夢の中でだけ会う知り合いがいて,夢の中だけで行ける場所がある。
色々な記憶が本人も驚くほどのアレンジで混ざり合い,ワクワクする物語になって再生される。
だから私にとって「夢を見る」は「映画を見る」に等しく,就寝は映画館に入るようなもの。
あるときは大正時代の信州の洋館に住んで,薪を使って暖炉に火を入れていたし,
あるときはアンタレス近くの空間を個人所有の宇宙船で旅していた。
またあるときはαケンタウリの惑星で,異星人と箒を持って戦っていたし,
スコットランドの大学に留学して建築学を学んでいたこともあった。
時空を超えるエレベーターに乗って,各階ごとで待ち受ける艦娘と一緒に冒険したこともあったっけ。
夢をキチンと書き起こせる能力さえあればたちどころに毎日小説が書けそうだ。
なのに,残念ながらそういった文章を創造する能力がない。
台風の風を聞きながら,今見た夢を頭の中で文章に仕立ててみる。
夢の中ではできるのに,目が覚めたらやっぱり私には文才がないのだった。
文章が書きたいのに,と思った朝。
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