CAPSULE DOLL VOL.2
カプセルドール VOL.2 朱
カプセルドール VOL.2 朱
『吾輩は猫である』誕生の地,夏目漱石の猫の家にて。
猫を無視してここを通り過ぎることが,どうしてもできない。
猫と狐。
朱月さんは狐という設定だけど,猫って言われても疑わない気がする。
何度撮ったかしれないし,おそらく何度もブログに登場していると思う。
下は2022年11月の猫の家にてライリ。
どら焼きどら猫どら息子
最近デジタル給与のニュースを聞くようになった。
銀行口座を介さずに,直接デジタルマネーで給与を支払う制度だ。
一々決済アプリや電子マネーにチャージしなくて済んで便利ということだと思う。
企業の方でも振込手数料を軽減できるメリットがある。
デジタル給与は「資金移動業者」を介して支払われるとのことで,
その「資金移動業者」って何かと思ったら,
要するに普通に我々が使っているキャッシュレス決済サービス業者のことらしい。
一々用語が分かりにくいけれど,
分からない用語もすぐさま検索して調べられて便利な時代だよね。
この時代に「デジタル給与」と言われたらキャッシュレス決済の流れだと分かるが,
私は,40年くらい昔にもちょっと似ている話があったことを思い出す。
給与が銀行振り込みになったこと。
私が就職した頃は,まだ「給料袋」に入った現金が毎月手渡されていたのだ。
給料日には一ヶ月分の給料が入った袋を鞄に入れ,人気のない夜道を帰るのがとても怖かった。
持って帰った現金は,後日自分で銀行のATMコーナーへ出向いて入金していたのだった。
入社2年目には私が勤務していた会社でも銀行振り込みが導入されたので,
私は現金が入った給料袋を受け取った最後の世代ではないかと思う。
銀行振り込みになった頃,それでは給料をもらった気がしないとか,
通帳の数字だけでは重みがないなどの意見もあった。
いつの時代も新しい制度に反発はつきものだが,しばらくすればそんなことも忘れられる。
今は昔,昭和の終わり頃のこと。
私自身は銀行振り込み大歓迎。
現金を持って夜道を帰宅する恐怖とATMに入金に行く手間から解放され,
給与の銀行振り込みは本当に便利でありがたいと思ったのだった。

こんばんは、お邪魔致します。
返信削除懐かしいですね「給料袋」。昭和の時代のドラマやアニメにはよく登場したように記憶しています。
私はギリギリ「給与振込世代」ですが、当時取引先のお客様の会社には「給与袋」の制度が残っていて20日過ぎになると経理の方が銀行へ行って「金種」(1万円が〇枚、5千円が〇枚、千円が〇枚・・・1円玉が〇枚)を用意し、一人づつ袋に詰めるのにご苦労されていたようです。
現在の電子マネーやキャッシュレス決済手段は法律上は「通貨」ではなく、各社の「サービスポイント」に過ぎず、流通各社がお互いに意地悪をして壁を作るため、全ての店舗で共用できない不都合さがあり、困りモノです。
現在のキャッシュレス・電子マネー全部廃止して、日本銀行キャッシュレスサービス「日銀ペイ」に統一してくれないかなぁ・・・なんて思っています。
失礼しました。
doll-modeler3さま こんばんは。
削除昭和の時代は夫が「給料袋」を妻に渡し一家の大黒柱の威厳を保つみたいな価値観でしたから,給料袋は重要アイテムでしたね。1円違わず給料袋にお金を詰めるのは精神的にも肉体的にも重労働だったと思います。
そうなんですよね,「通貨」は法律でガチガチに固められているので電子マネーは複雑怪奇になる一方。もう少し整理されるとありがたいですが,利権だの自由だの面倒な事情が絡み合って身動きがとれない構造になってしまった現状って気がします。今はまだ過渡期だからこうなのだと思いたいですが…。