2024年11月30日土曜日

体って難しい

11月も終わってしまう!

せめて11月のうちに実家のハロウィン飾りを。
1ヶ月前の帰省の時に撮った写真。

猫くんは母のお気に入りのようで,いつも玄関にいる。
ハロウィン飾りは毎年10月下旬に帰省する私が出して飾る。
木製のトールペイント。


和ぐるみ 猫くん


ここ数ヶ月ほど,朝起きると右腰が痛い。
最近右足の付け根あたりも痛い。

起きた時は歩くのもイヤな程痛く,ヤバイと思ってロキソニンテープを貼る。
昼くらいには痛いものの気にならない程度になっており,
夜,お風呂から出た頃にはほぼ痛くない。

寝る前にロキソニンテープを貼ろうと思っても,痛くないので貼れない。
実際に痛みがないと,あっという間にどこが痛かったか分からなくなるのだ。
ばかなの?

明らかに骨が折れているわけでもないし,
整形外科に行ったところで無駄に被爆させられ,ロキソニンテープを処方されるだけだろう。
世の中では意外と気軽に利用されているっぽい整体というやつは,
高額だし,どこへ行けばまともな治療をしてもらえるのか分からなくて不安だ。

結局どうにもならず,毎朝腰の痛みに困りつつ過ごしている。
「腰痛は気のせい(精神的ストレス?)」なんて話もあるが,痛いものは痛い。
何が悪いのかわからないし,どこが悪いのかもわからない。
布団の中で「金魚の運動」をすれば多少マシになるので,姿勢とか体の歪みの問題なのだろう。

自分の体について知らないというのは良くないということで,
筋肉の仕組みなどをしっかり学べる本を買って勉強すべきかなと思い始めている。
今後体が若返ることはないし,問題は増える一方だろうし。

2024年11月29日金曜日

根津神社と森鴎外

リカ<NO.05622>
Licca Doll (Liccachan Castle)

10月下旬の根津神社。
誰を連れて行こうかなと思って,この子が2009年のハロウィンリカちゃんだったことを思い出した。

初めて可愛いと思って買ったリカちゃんだったのに,長い間撮っていなかった。
ハロウィンのために生まれたこの子を,10月のお出かけに連れて行こう。


めちゃ可愛いと思ったリカちゃんだったが,
私にこの髪型をキープする能力はなかった…。ごめんリカちゃん。

解いてみても,巻いてみても私にはどうにもできないのだ。
どうすれば良いのだろう。
いっそお湯パーマしてストレートに? いやそれもできそうにない。


この頃はお人形初心者で,自分に扱える髪型も把握していなかった。
可愛くて好みならお迎え!って感じだったのだ…。
ゴージャスな巻き髪のサユリさんも,維持できずマジ困っている(→サユリ) 。


根津神社は東京十社のひとつ。
明治天皇が明治元年に准勅祭社(じゅんちょくさいしゃ)として
東京の鎮護と万民の平安を祈願して制定し
幣帛(へいはく)を捧げられたお社を「東京十社」と呼ぶそうだ。
東京遷都にあたり,さいたま市の氷川神社を勅祭社として定めた後に選ばれたとのこと。

バカっぽい単純化で申し訳ないないけれど,
要するに明治天皇に定められた重要な神社で,埼玉の氷川神社も重要な神社という理解。

十社は
根津神社・神田神社・亀戸天神社・富岡八幡宮・芝大神宮
品川神社・赤坂氷川神社・日枝神社・白山神社・王子神社。

まだ半分しか訪れていないので,来年は2社くらい訪れてみたい。




根津神社は森鴎外との縁が深い。
この水飲み場は,鴎外が日露戦争の戦利砲弾を奉納したときの台座が転用されたもの。
後ろを見ると「森林太郎」という名前が彫り込まれている。

以前はこんな立て札はなかった。旧鴎外亭移築に先立って立てたのだろうか。



こんな見過ごしそうな水飲み場に,
ひっそりと歴史的ストーリーが潜んでいるのが東京の面白さだと思う。


現在,鴎外が『舞姫』を執筆した旧居が根津神社境内へ移築されるための工事が行われている。
2024年11月8日に上棟祭が行われ,2025年秋頃には完成するらしい。

この旧居は,以前は上野動物園近くの「水月ホテル」の中にあった。
よく前を通っていたのに入ったことがないまま,
ホテルは新型コロナ感染拡大の影響で2020年5月に閉館してしまった。

根津神社に鴎外の旧居が移築したら,是非行ってみたいと楽しみにしている。

2024年11月28日木曜日

荻窪散歩

CCSgirl 16AN ruruko Honey

10月半ば,荻窪駅前にて。
荻窪駅に降り立ったのは人生2回目。前回は半世紀以上前だった。
駅前の商店街の風景など断片的に覚えているが,幼児だったので曖昧な記憶だ。
ここに住んでいた伯母はもういないし,ここに住んでいた友人も引っ越して東京を去る。
何となく感慨深げな気分で駅前を歩き回った。


大田黒公園にて。
この日,荻窪の周辺には静かな見所が多いことを知った。

大田黒公園は杉並区が管理する公園で無料で入れる。
元は音楽評論家の大田黒元雄氏の邸宅だったそうで,立派な回遊式日本庭園だ。
私は園内を散歩しただけだったが,茶室や休憩所なども整備されていた。


角川庭園 幻戯山房 すぎなみ詩歌館にて。
角川書店の創設者で俳人の角川源義(げんよし)氏の邸宅を整備した庭園。
自由に散策できる庭園と,展示室や貸し室がある幻戯山房(げんきさんぼう)がある。
この日は貸し室でどこかの団体が宴会をしていた。
展示室では角川源義氏の机や本棚が展示され,経歴などが紹介されていた。

静かな場所で素敵だった。


このあと荻外荘(てきがいそう)公園にも行ってみたが,改修工事中で入れなかった。

荻外荘公園は内閣総理大臣を3度務めた近衞文麿の邸宅を整備した公園だ。
昭和12年(1937年)の第一次内閣期から昭和20年(1945年)12月の自決までを過ごした場所で,
この間に,この邸宅では昭和前期の政治の転換点となる会議が数多く行われたとのこと。
日本政治史上重要な場所として,国の史跡に指定されているそうだ。

いつか訪れる機会があるだろうか。

2024年11月27日水曜日

散歩の後のビール

figma ゆの Yuno


いつもワインを飲むサイゼリヤで珍しくビール。
この日は電車に乗る度に必ず目の前にオクトーバーフェストのポスター。
たまたま散歩して立ち寄った神社はビール麦の神社。

ビール麦の神社
これは神様にビールを飲みなさいと言われているに違いない!
という結論に達し,ビールを飲むことにしたのだった。

本当にヘトヘトになるまでたっぷり歩いた後だったので,
冷たいビールの美味しいこと美味しいこと。

歩くのが好きなので休憩も取らずに10kmくらい普通に歩いてしまう。
若いときは平気だったけれど,最近は足腰がちょっと…となっている。
年を取ると不便だねぇ。。。

何はともあれ気軽に外で食事ができるという環境は便利だ。
当然のことではないんだよね。感謝。

2024年11月26日火曜日

ジンが誘う1984年

ミキちゃん (お人形教室)
Licca's younger sister Miki Chan (Liccachan Castle)


甘い飲み物は苦手なので,ジュース類は飲まない。
珈琲はブラックしか飲まないし,紅茶もストレート。
紅茶は生姜ティーの時だけミルクを入れてチャイにする。

お酒もカクテルは苦手。
白ワインは辛口が良いし,赤ワインは思いタイプが好み。
ウィスキーやウォトカ,ジンは,チェイサーと共にストレートで飲む。

パブで唯一たまに飲むカクテルはジントニックだ。
大学生の頃たまに一人で訪れていたお店のママにお勧めされて,
初めて飲んでみたカクテルがこれで,その時美味しいと思った思い出補正。
奇しくもあれは,1984年のことだった。



ジンを飲むと私が必ず思い出すのがジョージ・オーウェルの『1984年』。
主人公ウィンストンは品質の悪いジンを安定剤のように体に流し込んでいた。

『Nineteen Eighty-Four』は,ハヤカワ文庫の旧版『1984年』(新庄哲夫訳)を2回読み,
ハヤカワ文庫の新版『一九八四年〔新訳版〕』(高橋和久訳)を1回読み,
先日,角川文庫の『1984』(田内志文訳)を読んだところだ。

現代社会の変化や自分の変化により感じ取れることが変わるし,
訳によっても異なった印象を受け取れるから,たまに読み返したくなるのだ。
難解ゆえに何度読んでも発見がある。
SFに分類される作品だが,人間という存在を掘り下げた哲学書のように思う。


自分はこうならないと思っても,そんな意思など集団の力で木っ端微塵になる。
人はどこまでも変われる。
それを読書体験を通じて感じる機会は意外と度々ある。

『1984』を読むと,恐ろしいことに,そして不思議なことに,
主人公のウィンストンの体験が自分のもののように思える瞬間が何度かある。
その怖さの正体を確かめたくなると,読み返している気がする。

語彙の減少により人々の熟考の力が弱められていく世界。
言葉狩りって安易にしちゃいけないのでは。
多様性といいつつ,ある種の不都合な多様性は認めないのが今って気がしている。

2024年11月25日月曜日

ルピシア11月のお茶

リトルフレンド リアルオカメインコ:カスタム
little friend real cockatiel from 100-yen shop Seria : customized

ルピシア 今月のお茶
旅のある風景 〜出会った風景とお茶〜 11月の旅「京都」

「晩秋の紅葉」
5111 グッドモーニング GOOD MORNING
「アフリカ産紅茶にアッサム紅茶をブレンド。体が目覚める切れのよい風味。ミルクティーにも。」


「砂の波に浮かぶ」
7225 名間四季春 ミンジェンシキシュン
「花束のように華やかな香りと爽やかな味わいが特徴の、台湾・名間郷の烏龍茶。アイスティーにも。」



京都には15年ほど住んだ。
その間に清水寺には数知れず訪れ,春夏秋冬の風景を楽しんだ。
でも龍安寺の石庭は一度も見なかった気がする。
行きにくかったし,正直言って当時は日本文化にも寺にも興味が薄かった。

ようやく京都の価値がわかるようになってきた今,
京都は観光客でごった返しホテルも高く,行けやしない。
当時の私がバカだったのだから仕方がないなぁ。

でもきっと,当時の私は,
今の私が持たない感性と体力で京都を楽しんでいたのだろう。
そしてその体験がなければ今の私の知識と感性も存在しない。

すべきことは,未来の自分のために知識と感性を磨き続けることだ。

2024年11月24日日曜日

秋芳洞の兎

天然石の兎の置物,natural stone rabbit figurine

何十年も前から実家にある兎の置物。

この子は,私がまだ実家に住んでいたくらい昔からある。
家族で初めて秋芳洞と秋吉台へドライブに行った時に買ったものではないだろうか。

私が本当に小さかった頃は,自家用車は贅沢品でどの家にでもあるものではなかった。
しかもまだ九州道(高速道路)が整備されておらず,他県へドライブなんて無理だった。

父が運転免許を取って実家に車が来たのは,私が小学校高学年になってから。
時を同じくして九州自動車道が整備され,その後北九州の都市高速が整備され,
関門海峡に橋がかかり,熊本県から山口県への日帰りドライブが可能になったのだ。

今とは異なる側面で社会がどんどん変わっていく時代だったと思う。


この兎の置物は,似たような物が秋芳洞前の土産物屋にいっぱい並んでいた。
30〜40年前もそうだったが,2017年に訪れた時も相変わらず同じような物があった。
この兎とそっくりな置物も見つけ,ちょっと嬉しかった。
しかし材質が分からないのが残念。
現地で採取された石灰石か方解石かなぁと思うのだが…。

これは2017年の秋芳洞前の土産物屋さん。昭和感たっぷりだ。
「かっぱ天国」って意味不明だと思うが,秋芳洞には河童伝説があるのだ。

2024年11月23日土曜日

毛糸のお人形 2024秋

毛糸のお人形 The old handmade dolls made with wool
カプセルドール CAPSULE DOLL Black
雛人形 Hina dolls

お雛様同様,帰省時恒例の風通し毛糸人形。
この子たちも,できるだけ連れて帰ったお人形と一緒に撮ることにしている。


このお人形たちも50歳だねぇ,と母と話した。
どうやって作ったか忘れちゃったね,とも。


毛糸のお人形,今の時代だったら「編みぐるみ」というものになるのかな。
同じようなお人形を作っている人はいないだろうかとたまに検索してみるが,見つからない。

2024年11月22日金曜日

旅のお供にカプセルドール

カプセルドール CAPSULE DOLL Black

羽田空港にて。
今年は延々と『枕草子』を読んでいる。

とにかく移動が苦手なので,セキュリティチェックを終えるとかなり安心する。
ビールが美味しいな,もう1杯飲みたいな,でも多いかな?と思っていたら,
飛行機が遅れることになり結局もう1杯飲んだ。

搭乗ゲートに到着したところで更に遅れ,
ようやく搭乗してタキシングが始まった後は,いつまでもタキシングが続く!?
おそらく遅延したため空港が混雑する時間帯に突入し,
他にも遅れた飛行機が多く順番待ちが長かったのだと思う。

出発が遅れるということは到着が遅れるということで,疲れる移動だった。



翌日の熊本市繁華街。
くまもと花博2024 熊本を花と緑でいっぱいに」というイベントをやっていて,
あちこちに花が飾られていて華やかだった。

カプセルドール,小さくて持ち運びに便利だし,
小さいので街中で撮っていても目立たない!
大活躍なのだった。


これは更にその翌日のサンマルクカフェ。
とある用事を済ませに母と街中へ出た。
耳が遠いので複雑な用事の時は一人で出かけたくないらしく…。


これは帰る前日,お雛様も片付け終わって実家の庭で。
今回は庭仕事をする時間があまり無かった。
萩の花はもう終盤。生協から届いたビオラを3株植えた。


帰宅当日,庭のジュズサンゴの前で。


そして熊本空港。
ビールで自分にお疲れ様。
お昼に持ってきたのは焼き芋と母が作った黒糖パン。
朔ちゃんもお疲れ様でした!


2024年11月21日木曜日

朝の一枚(2024-10-21〜10-31)

毎朝その辺にいる子をスマホで撮るシリーズ,10月下旬編。
後半は実家にいたので実家の子。
実家にも色々な可愛い子がいるので毎回どの子を撮ろうか迷う。


硝子の猫とアヒル(2024-10-21)
小さな猫は伊勢のおかげ横丁のお店で買った。


エルサレムのダビデ君(2024-10-22)
ハマスとイスラエルの戦争も開始から一年経ってしまったなと思いながら…。


秋田から来たフクロウさんたち(2024-10-23)
OWL (40) 秋田


帽子をかぶったベアフル@パンプキンラテ(2024-10-24)


figma 沙英(2024-10-25)
ミクミクルームの住人沙英さんは常にクリエイティブ。


冷蔵庫の扉のフクロウさん(2024-10-26)
OWL (5) マグネットクリップ


ムーミンママ(2024-10-27)
昔から実家のサイドボードにいる。どこから来た子だろう?


実家のフクロウさん。(2024-10-28)
今は集まっているけれど,以前はあちこちに散らばっていた。
OWL (12) カナダ


南国こけしさん?(2024-10-29)
実家のテレビの上に吊されている。
沖縄かどこかで買ってきたのかな?
埃だらけだけど幸せそうな笑顔。


マトリョーシカ(2024-10-30)
金具が錆錆! 頭が埃だらけ!
両親がロシア旅行したときに買ってきた子だろうか?
半目と長い睫毛がちょっと漫画チック。


琉球硝子のシーサー(2024-10-31)
帰省する度に洗って綺麗にしてあげている子。