2024年11月4日月曜日

ビール麦の神社

キャンディショップのすてきなてんいんさん(2000年発売)
Licca's Friend Doll / Izumi-chan, candy shop assistant (TAKARA)

10月半ば,練馬区の氷川台氷川神社にて。

東京には見所が山のようにある。
知らない街を歩いてみると発見だらけだ。
このほど,練馬区のサイトに「ねりまの散歩道」というコンテンツを発見。
練馬区内を散歩するコースが9コースも紹介されている。
これは散歩に使えるのでは?と思い,まずは練馬駅周辺のコースを歩いてみた。
何しろ練馬初心者?なので,練馬駅の周辺から攻めるのがよいかと。

豊玉・高稲荷公園コース
コースの途中にあったのが氷川神社だった。


なかなか立派な神社だと思ったが,鳥居をくぐるなり,何か石碑が?


ビール麦の金子ゴールデン発祥の地らしい。

金子ゴールデン?
そもそも日本のビール麦についての知識がなくてゴメンナサイ。

日本のビール麦栽培は江戸末期に始まり,明治政府の勧業政策で試作が勧められたそうだ。
このあたりに住んでいた金子丑五郎氏が,明治33年(1900)年に「金子ゴールデン」を育成したとのこと。
明治20年(1887)に輸入されたゴールデンメロンと六条大麦の自然交雑でできた麦だったそうだ。

金子ゴールデンは早生で草丈が低いため倒れにくく,関東一円に栽培された。
その後の優良品種の親となり,日本のビール醸造に大きく貢献したとのことだ。


こういう農業の歴史に関わる場所は東京に沢山ある。
これをめぐるのも良い散歩コースになりそうだ。

東京農業歴史めぐり | 東京の農業 | JA東京中央会



ところで,練馬区の観光への力の入れようには感心した。
公式キャラクターもいて,けっこう可愛い。
ねり丸」ですって。グッズも色々あった。


また練馬区を散歩してみよう。農業歴史めぐりもしたいな!

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